「また1人、人生を狂わせてしまった」

3月末に富士通株式会社を退職したと聞いた、サンマーク出版・某編集長殿のお言葉です(笑)。

先日お会いする機会があったので、「聞きましたよ。そうおっしゃったそうですね^^」と言うと、大きく笑われた後、「狂わなきゃいけない時に、狂える人が成功する」とフォロー(?)のコメントをいただきました。

たくさんの著者の人生を狂わせてきたのでしょうねぇ(笑)

サンマーク出版さんのことでは無いですが、勤め人の方が決断を迫られるケース、僕も複数回聞いたことあります。

「あなた会社(あるいは大学や病院)を辞める覚悟で本を出しますか? 出しますよね!?」みたいな(笑)

最初は拒否しつつも、けっきょく腹を固める人もいるし、固められずに撤退する人もいます。やりますよと言いつつ、土壇場でおじけづく人もいる。

「狂った人は成功して、そうじゃない人は成功しない」なんて事も無いけれども(そもそも”成功って何?”という話しもある)、人生の大きな分かれ道になることは確か。

「もし、あの人があのまま本を出していたらどうなっていたのだろう?」なんて考えることもありました。

普通に考えりゃ、仕方の無いこと。でも、もし……ってね。きっと大きなムーブメントになっていたのにな~でもハチャメチャになりそうでもあるよな~と。

「ジャイアンになれ!」って言いたいわけじゃない。ジャイアンは力に裏打ちされたハチャメチャだから。ぜんぜんジャイアン本人にキケンは無いじゃないですか。

そうじゃなくって、「のび太がジャイアンを殴る時も必要」だってこと。それが「狂う」。のび太がジャイアンに初めて本気で逆らったのは、ドラえもんが未来に帰り、永遠のお別れになる直前でしたね。

追いつめられた時に人間の本性は出るっていうけど、のび太は勇気の人として描かれたのだよなー。ということは、狂気とは勇気のことなのかな。

そうかもしれない。

風を起こすのは、少数の狂気だから。

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