「頭が良い」と言われたいものでしょうか?

言われたいかどうかは別にして、頭が良いと言われるにはコツがあります。コツかよって感じですね(笑)。

これ勉強・知識量じゃ無いのですよ。むしろ勉強はしない方がいい。すればするほど、話しがつまらなくなります。聞いちゃいねぇーし、みたいな(笑)。

人間そんなに記憶量は変わりません。同じだけの時間を過ごしていれば、ふれる情報量はそうそう変わらない。まぁ東京大学出身者で本当に優秀な人は、ちょっと信じられないくらいの博識ですが、そういう人をのぞくとほとんど差は無い。

持っている情報量には差は無いんです。

では頭が良いかどうかの境目は何かっていうと、「体系」です。体系的な情報・知識にふれているかどうか。別の言い方をすると、「目的」や「テーマ」をもって情報・知識を習得したか? なのです。

メディアで知識人と言われる人達に比較的頭が良いとされる人が多いのは、「体系」を学んだ期間が多いです。本で言えば題名(テーマ)と目次。

テーマと目次のある情報を学ぶと、情報と情報の間に「つながり」があります。ここが重要で、持っている情報量には確かに差が無い。でも、情報と情報との間の「つながり」に差が出てきます。

頭が良いとされる人は、「つながり」を話せる。だから、ある話題が出たときに、その話題とつながりのある情報を引っ張り出せるわけですね。「◯◯といえば、別の話しで……」という。つながりがとぼしいと、直接関係のある話題にしか対応できません。

だから本を読むっていうのは良いですね。本は「お互いにつながりのある情報群」だから。情報が増えるから良いのでは無い。情報に触れるだけで良いならば、1日テレビ見ている方がよほど色々なことを学べますよ。

人からお話を聞くのも良いですね。飲み会の雑多な話題も良いですが、講演のようなまとまったお話です。質の高いお話は、関連する話題が蜘蛛の巣のように広がります。

「そことそこ、つなげるか~!!」というね。意外な関連性を見出せる人は、頭が良い。正確にいうと、良さそうに見えるってこと^^

たとえば時間軸を意識して、中心テーマと、それをとりまく周辺テーマを考えてみましょう。中心はひとつ、周辺は15個くらい。

「中心は普遍性、周辺は時代性」という枠組みもあるし、逆に「中心は時代性、周辺は普遍性」というのもある。時代性は今流行っていること、普遍性はいつの時代も必要なこと。

今流行っていることの中に、人間の普遍的な部分を見出すと深みが増すでしょ? 頭が良く見える仕掛けです^^

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