昨日3/31、富士通株式会社に出社して、社員証など返却してきました。2007年4月1日入社ですから、まる9年の会社員生活でした。

新卒で入社したNTTには4年半いたのですが、今度はその2倍。思ったより長く続きました!

入社試験前に『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』という元・富士通人事部社員の暴露本を読み、「なるほど、この会社ならやっていけそうだ」と思って面接にのぞんだのを覚えています。

いや、フツーの会社だなと思ったので。本ではそれを何かとんでもない事のように大げさに表現して、けっこうなベストセラーになったようですが。

フツーということは常識が通じるということ。9年の会社員生活で、常識ある皆様に囲まれて、まっとうな人生を歩んでこれたと思います^^

今後は「フリーランスの研究者」、いや「流しの研究者」という素敵なネーミングも某教授(←後輩。って注釈つけないと、なんか大御所の先生から言われた雰囲気になるw)からご提案いただきました。


で、社員証を返却して向かった先は、六本木。

豪遊してきましたよ!

・・・

というわけでもなく、六本木ヒルズのTSUTAYAさんにて、仏パリでギャラリーを構えるアーティストituさんの講演を聞いてきました。



先日プロフィール写真を撮影いただいた苺さんのお誘いで、某有名音楽プロダクションの方と3人での参加です。

ituさんは本名・伊藤善之さん。愛知県一宮市出身で、もともとは企業経営コンサルタントさんです。今もやっていて、月の半分は日本、半分はフランスの往復生活だとか。

ダイヤモンド社から『バカでも年収1,000万円』という本を出版されて、これが16万部のベストセラーに。なんかのセミナー講師ランキングで1位になるような人気セミナー講師でもあるようですが

・・・

なんで14名しか参加者おらんねん。

アーティストとしては、そりゃ日本でほぼ無名だろうけど、けっして伊藤さん自身が無名では無いよねぇ。話しもさすが面白かったから。

内容は、「奇跡の起こし方」。

ituさん、ホームページ制作会社の取締役になってベストセラーも出して、月収が400万円になった頃、突然会社をクビになったとか。

出社したら、クビの辞令を1枚わたされて、「え、なんで?」「いや、何も無いから」という不毛なやりとりwをし、退職金は「今までお前が使った経費と相殺する」ということでゼロ。

お金はあるだけ使う性格のようで、貯金はゼロ。

実は、クビになる前月に「おれはアーティストになる」と決意をかためられて、パリ行きのビジネスクラスのチケットを買っていたとか。

ところが思いがけずクビになり、しかも貯金ゼロ。そんな生活をしていたものだから、200万円のカード引き落としがせまっている。

ここで実は選択があって、チケットを払い戻せば、数十万円戻ってきますよね。当然そうしようと思われたのですが、いや、待てよと。

「クビじゃなく、独立と思い込もう」と。

現象面だけみれば、単に自分の机が会社から無くなっただけ。クビなら確かにここでチケットを払い戻すだろう。でも独立だったら、パリに行くために独立するわけだから、当然パリに行くでしょと。

それでそこから1週間だか2週間だか、必死になってお金を稼いで、無事パリに行かれたそうです。

そこからさらにドラマティックな話しが繰り広げられるのですが、いずれまたご講演あるでしょうから、その時に。

今回は参加者14名でしたが、こういうライブ形式の講演で3~4年後には武道館でやる! とのこと。

セミナー講師としては、会議室でスーツ姿の企業戦士相手に、ビジネスについて話すものしかやった事が無かったのだって。だからこの日も最初は全然調子がつかめなかったみたい。

いわば1からスタートで、そこからいつかは武道館! と大ボラをぶち上げているつもりなのでしょうけど、なんだろう、僕は感覚がマヒしているのでしょうか。

いや、いけるんじゃないっすか。

だって、ねぇ? スピ界隈の人気者たちを見ていたら、いや、ituさんくらい奇跡をおこした実績のある人なら、それくらいいけるんじゃないっすか、と思ってしまうなぁ。話しも面白かったし。

もってる人ですよ、ほんと。

同時に欠点もわかったけど、でも、応援しているマネージャーさん的な方がいたから、その人がカバーしてくれるでしょ^^ 本当に武道館を目指すなら、貯金はした方がいいってことなんだけど。

ituさん、こっそり応援します。



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