しかし、ウソがばれるのが早い時代になりましたね。いや、育児休暇とってイクメンと思わせて不倫で辞任の国会議員の話し。ベッキーさんも「(ゲスな歌手は)友達」と記者会見して、そっこう「友達と押し通す予定!」とLINEしたことがばれて休業だし。

かたや男性で結婚中、かたや女性で独身と立場は逆だけど、ウソを公言して失職は共通。

これ、時代をあらわす何かのメッセージかね。いつわりがばれるまでのスピードがどんどん速くなっているという。人間うっかりウソというのは反射的にあると思うけど、そういうのでは無く、確信犯としてのウソですよね。それが簡単にばれた。

誠実さが問われるっていうと月並みで、正確には「誰に対して誠実であるべきか」ってことかなと。誰にでも誠実である、なんてできないですから。だから、自分は誰に対して誠実であるべきか。そこをしっかり選択するということです。

そこさえ本人がしっかり認識していれば、失職でもなんでもこわくないと思うのだよね。

その認識が、経済再生大臣を失職した甘利・前大臣はしっかりしていたように思う。重要閣僚の金銭疑惑なんて、政権がふっとびかねないのにけっきょくダメージが無かった。事の真実なんて僕にはわかりませんが、政権には誠実だったんじゃないかな。本人も下手すりゃ、株を上げたのかもしれない。

あのゲスな歌手の男性もファンには誠実なのでしょう。だからスキャンダルでもファンはついてくる。むしろ増えていますよね。今時の人気歌手は万人ウケなんてしなくていいのだから。それよりはコアなファンをつかむこと。

1億人にきらわれても5万人に好かれれば、今の時代ならば芸能人として大成功ですよね。

テレビの前に家族が集まる時代は「老若男女みんなに好かれる」が大事だった。お茶の間でみんな一緒にご飯を食べていたから。でも今は1人でご飯を食べる時代。そんな時代は「あなたに好かれる」がポイントですからね。

あ、ここは著名な広告マンの受け売りです(笑)

選別の時代ですよ。ほんと、全てにわたって。

「みんなに好かれようなんてちっとも思わないけど、あなたには誠実だよ」

一連の出来事から、そういう時代性を感じました。「みんなに好かれる」を目指すのはもうおしまいだと。開き直るってことじゃなく、個性的でぶれない哲学・価値観を持つこと。

無理しているとウソをついちゃうから、「自然と」ぶれない哲学ですね^^


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