未来医療研究会の合宿から帰還しました。場所は山梨県北杜市の八ヶ岳高原、会場は東京ドーム21個分の広大な敷地を持つ「ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原」でした。いや、本当に広かったです^^

参加者は60名強。くわえてスタッフや講師陣の皆さんが10名ほどいらっしゃいました。

<内容>

・主催者の稲葉俊郎先生から挨拶

「宮崎ますみさんらと行ったギリシャへの旅が、この合宿企画の発端。古代ギリシャ人は温泉に入り、体がゆるんだ状態で芸術を鑑賞することで、病を癒していた。医療と芸術には接点があった」

「こうした古代の医療はもはや消滅している。しかし日本の場合、温泉もあれば、舞台芸術もある。神社という気の良い場所と、そこではお神楽という舞台芸術がある。日本だけは、古くから伝わるパーツ(部品)が残っている。でもパーツがつながっていない。ここをつなげていきたい」

「東京や京都など大都市は近代医療で良い。科学技術を発展させて、放射線治療などやっていけばいい。でも田舎は自然を活かした医療をしていったほうがよい。それが地方創生にもなる。2020年東京オリンピックまでに形にしていくつもり」

・全員で1分間自己紹介

・康有羅さんによる演劇ワークショップ。ニューヨークのアクターズ・スタジオの俳優養成プログラムがベース。体を動かし、感情を表現するアクティビティ。

・東京ノーヴィレパートリーシアターによる舞台「曽根崎心中」を劇場で鑑賞。ロシア人の世界的な演出家レオニード・アニシモフ演出。

・夕食(しゃぶしゃぶ!うまー)

・温泉で肌とろとろ

・翌朝の朝食(豪華バイキング!うまー)

・温泉で肌つるつる

・パネルディスカッション:稲葉先生、宮崎ますみさん、アニシモフ監督(ロシア語通訳は曽根崎心中の主演男優さん)、八ヶ岳在住の画家「新月 紫紺大(しんげつ しかんだい)」さん。

#新月さんの龍の絵はエネルギーワーカーとして、強くおすすめできる。

#稲葉先生の意識の話し:
超意識(集合的意識)へのアクセスが、インスピレーションを得るのに重要だということをアメリカ人も気づいた。でもアメリカ人はアクセスのアプローチとして、ドラッグにはしった。ドラッグで神秘体験をしても、それは自分の外側にあるもの。東洋は、禅やお能やなど身体技法をつかって超意識にアクセスする。超意識は自分の内側にあるものだから。

・お能ワークショップ(講師:井上和幸さん・井上貴美子さん)

足袋をはいてすり足。謡(うたい)

ざっとこんなプログラムでした。とにかく声を出し、体を動かしたプログラムでしたが、随所に稲葉先生やアニシモフ監督らの俯瞰的なコンセプト提示で、「あぁそういうことか」と理解し、ヒプノ発祥の地であるギリシャでうけた宮崎ますみさんのシャーマニックな霊示がはいって「全て、おはからいか」と納得する2日間でした。

これだけのプログラムを仕切るの、大変そうだと思いませんか? はい、とっても大変なのです。それを仕切ったのがアロマセラピストの植松美穂さんなのですが、この方、長年JPモルガンという米国の名門金融機関にお勤めで、投資家向け大規模セミナーの運営経験が豊富でした。おかげで、稲葉先生いわく、きわめてスムースなワークフローを設計していただけたとのことです。

これだけ豪華メンバーなのに、払っている金額はおそらく実費のみです。宿泊費、食事、移動のバスチャーター、劇場での演劇鑑賞料と考えていくと、「あー、実費だけか」と。

多くの方が無償で動き、そしてこれだけのぜいたくな体験をさせていただいた。ありえないなー、という意味で、ほんと奇跡の合宿だったと感じます。

みなさまの献身と、それをひきだした稲葉先生のご人徳に、この場でも深く感謝申し上げる次第です。

「未来医療研究会は、芸術運動なんです。だから団体とかにはしません」と最後の挨拶での稲葉先生の発言を聞き、「そうか、芸術運動か」となんだかとてもにふに落ちました。

インド哲学バガヴァッド・ギーターの最高の結論に「行為は、執着と結果を捨てて行われるべきである」というのがあるのですが、ハリウッド俳優養成プログラム、曽根崎心中の観劇、超意識に身体技法でアプローチする東洋(vs.ドラッグの西洋)、お能体験などを通じて、それってこういうことなのかなと、重なるものを感じました。

いろんな種をまいていただいたと感じます。この種を、育てていきたいですね。

僕も演劇やろかな(笑)←あながち冗談でもない。

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