スピリチュアル読書術のコーナー、今回は本日9月29日発売の石田久二さんによる新作『運がいいとき、「なに」が起こっているのか?』です。

Amazonの超心理・神霊ランキング(ようするにスピリチュアル・オカルト本)では早速1位登場と、読者の期待も大きい人気作家さんですね^^

僕も石田久二さん、愛称Qさんの爆発的な10分スピーチを先日聞いたばかりなので、期待大でした。

石田久二さん

いやー、丹田です、丹田。この本は丹田を開いてくれます。

丹田とはへその指2本下にあるといわれる第2チャクラ。最も大きな霊的エネルギーの集まる場所で、古来から霊的覚醒の最重要拠点といわれます。この<丹田=第2チャクラ>が開きました。

最初は正直エネルギーがよく分からなかった。文章は面白いのですが、摩訶不思議なエネルギーで、左手・左半身だけ活性化されていたのですよ。これだと右脳にしか情報が流れ込んでいきません。

右脳は感覚・感性を処理し、左脳は言語・論理を処理すると言われます。なのに感覚・感性にしかうったえてこないという。こんな本は初めてでした。

理屈でブロックすることができないのですよ。本は言葉で書かれていますから、普通は左脳でも処理していきます。それが「右脳教育特化型プログラムですか?!」と思うような極端な状態が続きました。強制的に右脳で情報を処理せざるをえない、みたいな(笑)

そうやって右脳が活性化したところで、右半身にもエネルギーが届く状態になり、今度は第2チャクラが活性化されていったのです。そして第6チャクラ(額)、第4チャクラ(胸)、第5チャクラ(のど)と、上位チャクラも活性化されていきました。

グラウンディングについて書かれている文章では、まさに<グラウンディング=地球の中心部につながる=地に足がつく>の効果もありました。

要するに、エロスのエネルギーにより霊的覚醒(神秘的な気づき)を誘発する、「第2チャクラ→第6チャクラ」の本と言い切っていいように思います。エロスとは、第2チャクラを起点に上位チャクラを活性化させていく<上昇エネルギー>です。

エロスの活性化は、スピリチュアルの世界ではヨガでも見られる伝統的なアプローチ。ただ、かなり密教的でした。第4チャクラの活性化は、火炎のエネルギー、すなわち不動明王の影響をかなり感じたからです。

基本的にはエロスって「火」のエネルギーなのですね。炎って、下から上に上がっていきますでしょ。

「火」のエネルギーは、簡単に言えば「何かを手に入れる」エネルギーだと思ってください。もう少し掘り下げると「行動する」エネルギーです。

その行動に火をつけるのが第2チャクラ、すなわち性的な感覚のエネルギーです。例えば「もてたい!」とかですよ^^ 人間の行動に火をつけるもっとも強力なエネルギーは性的エネルギーだというのは、普遍的な真理でしょう。

で、第6チャクラ(額)は「気づき・洞察」です。

第6チャクラの霊的な眼で未来をイメージし、第2チャクラの性的なエネルギーで爆発的に行動していく。いやその逆か。行動が先で、未来を創っていく。この本はそんな内容だとリーディングしました。

ではどんな人が読むと良い本でしょうか?

たとえて言えば、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格する」ような本なのです(笑)

言い方を変えると、

大逆転したい人

にオススメです。

なぜそう思うかというと、「第2→第6」のエロスエネルギーって爆発的だからです。強制的に救ってしまうみたいな感じ。通常は理屈や感情で理解・納得して、スピリチュアルの扉は開きます。ですが、そんな理屈抜きに

ウオリャー!

と引き上げてしまうのが、Qさん本のエネルギーだと感じました。

運が良くなるエッセンスにもちょっとだけ触れると、方向性を持って爆発的に行動する。方向性とは、心がザワつく事に取り組むこと。爆発的に行動する秘訣は、眼をひんむき、大声を出す。うん、これだけ読むと引くかな^^;

ちなみにお金を増やすコツも書いてありましたが、これはやけに具体的で簡単に実践できるものでした。

とにかく面白い・読んでいて飽きない本です。

そうそう、語学の本でも無いのに、音声CDも付属で付いてきます! Qさんの爆発的なエネルギーがより如実に感じられますよ^^