「鶏口となるも牛後となるなかれ」

小組織のトップになるのは良いが、大組織の下っ端になってはいけないという意味の有名な故事ですね。スピリチュアルな目線で見ると、これいくつか付け加えることがあります。

それはスピリチュアルなスクール・教室・先生の弟子・生徒・アシスタントでいる期間は、なるべく短い方が良いということ。というのも、スピリチュアルビジネスの組織・グループは、何かしら目に見えない霊的な集団が応援しているからです。

おー、じゃ自分もそのグループに入って、その霊的集団とやらに応援してもらお・・・というのは実は中々難しいのです。

・そのグループに忠誠をつくすように、霊的に促される、
・そのグループを応援する一環として、自分もあわせて応援してもらう事は可能。しかしそれはあなたのためのものでは無い。あくまで中心人物・グループのために。
・そしてグループを離れれば、その応援も無くなる。

要するに見えない存在がつくっている大組織の下っ端になってしまうのです。スピリチュアルな学校という目に見える組織プラス見えない組織の中で、<使われる側>になってしまうということ。

だからさっさと独立して、たとえ小なりといえども、あなたが中心となる活動をした方が良い。そうすると、<あなたを>応援してくれる霊的な集団もあらわれます。

実利的な意味での人間のバック(後ろ盾)は、ことスピリチュアルな活動においては有害です。メリットがあるようで、実は逆走しています。自分に味方してくれるスピリットがこれでは集まらない、それどころか自分を手伝ってくれていたスピリットを献上すらしているからです。

勿論、虎の威を借る何とやらで、大層な霊的存在の名を使って言葉を発する事もやめておいた方が良いです。オレのバックにはヤクザがついているんだぜ~状態になります。現実世界で本当にヤクザがついていることを想像してください。結構厄介な話しだということが分かりますでしよ。

小さくとも独立しよう。自分の言葉として語ろう。

スピリチュアルな世界では、これは<精神的に>独立しようということでもあります。単に起業せよ、ということではありません。系列企業ならぬ系列自営業者になっては意味が無いからです。

とにかく自分が<一番><トップ>でいる環境をつくること。小山の大将で良いのです。そして<下>の人間も不要。対等なパートナーはOKです。もちろん顧客とも対等な関係が良いですね。

<雇わない><雇われない>生き方を、精神的なレベルも含めて実行するのです。

あ、システマティックな遠隔アチューメント製品を提供する位は問題無いと思いますよ。あれは創始者や元締めとその活用者との間は、割り切ったビジネスライクな関係ですからね。対等です。

もちろんお世話になった人に敬意を払うことは、道徳的に求められます。ただ支配・被支配的関係が多少なりとも入ってくるようであれば、それは精神的な意味も含めて断固排除するべきです。(自分が支配してもダメですよ^^)

この時、損得勘定を考えてはいけません。しばらくは後ろ盾のご機嫌をとっていた方が、色々な意味で得・プラスになる、なんて計算高いことを考えていては、他人の肩の上に乗っかっている今そこがあなたの最高到達点。あとはゆるやかに落ちていくだけです。そんな気持ちでは、スピの学校・先生の周りにいるスピリット達を引きつけられないんですよ。他人の顔色をうかがっていると、彼らはその他人の方に流れていきます。

そうでは無く、後ろ盾の人達を応援しているガイドスピリットを「ぶんどる」くらいの勢いでもいいですから、独立する^^ 私のもとでなら、もっと活躍できるよ~!!ってスカウトしちゃう(笑)いや本当に。霊的な意味での「のれん分け」ってやつで、スピリチュアルな学校・先生のもとに行く意味は、実は見えない世界での動きを見ると、そこ(のれん分け)なのですよ。

ガイドスピリットとの縁結びを、先生が(知らずに)仲介しているわけですね^^ 色々と上でやりとりあるんですよ~ あ、何か上の方でうごめている! って伝わってくることがあります^^

たとえ頼りなくとも、さみしくとも、自分の名前・看板で語り、メッセージを発し、活動をする。損に見えても、遠回りに見えても、それが前進する唯一の道。そうやって独立することで、はじめて多くのスピリット達が<あなたと>ご縁を結んでくれます。

誰かに頼って「近回りしよう!」というのは、たいてい落とし穴、停滞への道なのですよね。あ、あなたが生まれた頃から応援してくれているご先祖様の霊のような、身近な方々はずっと応援してくれてますよ。別の独立することでご縁が結べるのは、それ以外の、スポンサー的な・お役目を担ってくれる人を求めている霊的集団の話しです^^ 霊的集団も、常に人間をスカウトしようとしているのですよ。

もっともスピリチュアルリーダーに精神的に依存していては、ご先祖様達も応援しにくいですけどね。せっかくあなたを応援しても、そのリーダーを応援することになってしまいますからね。

大事な事なので、繰り返します。

スピリチュアル業界に<クライアントでは無く、提供者として>関わるならば、「独立しよう!」です。あなたのスピリットを独立させるのです。何かより大きな存在の一部になって、そこで何者かになろうとしては、結局何者にもなれません。そこにあなたはいないし、スピリット達も応援しにくいからです。

だから「自分で考えるスピリチュアル」なのです^^