「お金の魔力」2015年1月に1度書いたテーマなのですが、スピリチュアルな視点で全面改訂。タイトルに「お金の神力」もプラスしました。

いや、お金って神様だと思うのですよ。それは「金は天下の廻りもの」と言われることからも推測できます。

僕は実は<神様=ネットワーク>と定義しています。正確には一側面。そしてお金もネットワーク。例えば僕が今持っている10円は、いずれ誰かの10円になり、別の誰かの10円になりを数十年は繰り返しますよね。

誰のものでも無いのです、お金は。あえて言えば、みんなのもの。神様を私物化できないように、お金も私物化できないようになっています。ま、タンス預金ってありますけどね^^ 

またお金には実体がありません。もちろん紙(神^^)や金属という実物はあります。しかし1円以外の貨幣・紙幣は、製造費用よりも金銭的価値は上。1万円が1万円なのは、「これは1万円の価値があることにしよう」と皆が合意しているからです。そう考えると、お金の本質は物にはありません。みなの心の中、世界がまわるシステム(仕組み)の中にあります。

要するにお金に実体は無いということ。これも神様と同じですね。お金の本質は目に見えない世界にアリなのです。

で、本題。<お金=神様>だと仮に設定するならば、ではお金に沢山来ていただくにはどうすればいいのか? その答えは神社をつくること。お金という神様がお出でになるお社を建てて、きちんと清潔に保つということです。

そのノウハウが記されている本があります。それは『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(著・亀田潤一郎)亀田さんは税理士の先生です。

この本はよく売れたので僕もタイトルは知っていました。そして読まずに思っていたのです。

「いやいや順番が逆。稼いで沢山お金を持ち歩くようになったから、長財布を使うんじゃないか。1日30万円使う事が珍しくない人には便利な代物やからね」と。

ところが、亀田先生に税務をお願いしている友人ができて、ちょっと興味を持ったわけです^^ で、読んでみた感想。「はーっ、長財布を神社にしているじゃんと」。単に長財布を持てばいいという内容では無かった。とにかくお財布を大事にしている。お金を大事にしている。そのお金に対する心の持ちようを説いた本でした。

”大事に”というのは使わないという意味ではありません。お財布を清潔に保っているということ。余計なものを入れないということ。そうすることでお金に気持ち良く過ごしていただくということ。

「お財布とは、お金が気持ち良く過ごせる空間である」これがこの本のエッセンスでした。財布という物の話しでは無くて、心の持ちよう、精神のあり方の話しだったのですね。

その亀田先生の精神が端的にあらわれている箇所が第2章の(10)。

税金は気持ちよく払う。

お金を大事にするという事はこういう事だよなと勉強になりました。お金=神様=ネットワーク(天下の廻りもの)。お金には気持ち良くこの世の中で活動していただきたい。それが本来あるべき役割。だから税金も気持ちよく払えるし、その気持ち良さが「お金」にのります。

これは実は神社やお寺と同じです。神社仏閣は、参拝する人や管理する人達の祈りの気持ちがたまっていきます。それがパワースポットのパワーの源になるのですね。でも財布を神社にするという発想は無かった(汗)あ、亀田先生は長財布=神社とは書いてらっしゃらないですよ。私の解釈です。

大事なところなのでもう一度!

お金にはその人の気持ちがのります。なので良い気持ちを乗せて、次の人につなげていってあげてください。そうすると世の中も良くなるし、めぐりめぐって自分にも運がやってきますよ。

僕がお金に困らなくなったのは、小学校の2年くらいからですが、やっぱりお金に対する認識が大きく変わる出来事がありました。(続く)