よく「これからは女性の時代」と聞きますが、はい、同意です。意思決定できる男が少なくなりました。男で話し合っても、あるい男がリーダーだと、なかなか物事が決まらない、方針が打ち出せません。私も色んな組織に関わっていますが、男が弱くなったのか、あるいは支えが少なくなったのか、個人差は勿論ありますが、世の中の主導権を握る存在として、男の力量が不足してきている傾向は、全くの主観ですが、あると確信しています。

うん、そんな確信、男の私がするなって感じもしますね・笑 かといって、では、男性から女性にバトンタッチ(?)している状況にあるかというと、きわめて限定的な状況でしかまだ起こっていないと言えるでしょう。

あまり具体的な実例は、例えブログとはいえ他者のプライバシーもあって語れませんが^^;、リーダーシップを握る立場に無かった人達が、急に「じゃ今日から」とは、ならないものです。単に職位の問題だけではありません。実は職位はそんなに関係無いのですよ。下っ端の下っ端でも、リーダーシップを発揮する事は可能です。大企業の社長のようなリーダーシップは不可能でも、職場を引っ張ることはできます。

そんなリーダーシップを発揮するようになるまでは、結構長い道のり、それも決して楽しくは無い経験を沢山積むことになります。これ「沢山勉強する=知識の習得」という意味ではありません。

「自分の意思を強く発信する」ということに尽きます。これが出来るようになるのには、「そうした方が得なんだ」ということを理解する必要があるのですが、これまでの女性に求められてきた立場、得をしてきた過去の行動パターンがありますから、すぐに転換する事は大半の人はできないのです。

できなくても、やれ!と誰かが言うわけではありません。「やらないと自分がダメになる!」というネガティヴな経験を沢山積んで、ようやく転換されてきます。この決意にいたるまでには、「男の言う事を聞いていてはダメだ!」という事も芯から理解する必要があります・笑

有能な男性もいますけど、ね^^ 男同士で仕事をする分には、まぁそこそこやれる事もあります。なあなあの関係で、体裁をつくろうようにやり過ごすわけです。が、女は男に従っていては、おそらく人材活用という意味合いで全く活かされない、のでは無いでしょうか。また逆に言えば、男に従う女ももう居ないと思います。面従腹背はあると思いますし、そう行動する女性はいるでしょう。が、そんな事していても、その女性は得しません。本当に尊敬していれば、男についていっても良いとは思いますけど、そういうのはもう絶滅危惧種ってやつじゃないかなー

とっととリーダーシップを発揮するか、女性の集団に入るか、でしょう。女性同士の間でならば、縦の従う関係が、まだ比較的機能するようですから。男性同士の間での縦の関係は・・・まぁ形骸化しとるね^^

男性が女性と組んだら、基本サポートに徹した方が上手くいくと思いますよ。リーダーシップを取っていただいて、で、側面からフォローすると。その方が上手くいく、というより、そうせざるを得ないと思いますけどね。

男性は決められない、と書きましたが、逆に言うと女性は決められるわけです。決められるという事は、異論は許さない系の人が大半ということでもあります。なので、おそらく大きな組織でリーダーシップを女性がふるうには、相当強力なカリスマ性が必要になるでしょう。Facebook界隈を探索していますと、強力なカリスマのある女性を盲信して応援する中高年の男性をちょくちょく見かけます・笑(あ、美女が多いな) 彼らは「モテ」を強く意識してきた年代の男性達ですから、何がモテる時代なのか、動物的にわかっているのかもしれませんね。

結論が最後に来るのは日本人の修正かもしれませんが、もう「女が男についていく時代」では無くて、「男が女についていく時代」に、霊的なレベルで根っこのルールは変わっていると捉えています。勿論、ルールが変わったから即全員変化という事にはならず、しばらくは過渡期ですし、おそらく単純に男と女の役割が逆転する、とはいかないでしょう。

ま、細かいルールはもうちょっと見極めますが、女と男の関係の大枠はここ1~2年で変更されたようですね(誰情報?)。

余談ですが、私ここ2年ほど出世しているのですよ。出世すればするほど、職位としては下位の女性をサポートする事になぜかなっています・笑 先日3階級特進したと思ったら、とうとう新人に近いレベルの女性のサポートにまで変化してきました。

まぁ面白いですよね。女のスカートの陰に隠れて仕事するわけでございます。本当に守ってもらえるから、シビアな交渉はほとんどやらなくなりました(爆)