2月4日の夜、私にとってレイキヒーリングの師匠のお一人である小川典子先生のお父様のお通夜に参列してきました。大宮市で行なわれたのですが、その日の朝は私はたまたま群馬県に出張でして、大宮駅はその途上にある乗換駅でした。出張のついでに立ち寄る事が可能であったため、これはご縁だと思い、レイドウレイキ本部に参加の連絡をしました。

私が習ったレイキヒーリングは、レイドウレイキという名称でして、東京の大井町にある本部には創始者の青木文紀先生と長年のパートナーである小川典子先生がおり。そして全国各地には両先生から伝授を受けたレイドウレイキマスターがいて、それぞれの場所でレイキの伝授を行なっています。両先生は20年以上プロのレイキヒーラーを続けられており、レイドウレイキ本部は知る人ぞ知るヒーリング業界の老舗です。

と珍しく補足解説です。

お通夜には、青木先生を含めてレイドウレイキマスター11名が参加。中には名古屋からの出張で立ち寄られた方もいました。世の中のヒーラーさんそれぞれに特色があるように、レイドウレイキにも特色があります。それは「死」「重い病」というテーマに多く触れる機会がある、ということです。レイドウレイキ関係者で、そのような事態に遭遇された人間や動物がいると、その情報は関係者によくまわってきます。そしてヒーリングを施す、あるいは今回のように葬儀に参列するなどの機会があります。勿論、強制ではありません。ただ、そのような事が起こっている、あるいは、起こったという情報に触れる機会が多いのです。

ヒーリングした方が他界した、という経験を積んだヒーラーの数は、レイドウレイキ本部は非常に多いです。私もそのような経験をしております。死を迎えつつある人にヒーリングすることで、おのずとヒーラー自身も「生」という事と向き合わざるをえない環境にあるというのが、レイドウレイキです。

ヒーリングの特色を語るということは、ビジネス戦略やマーケティング的視点でいえば、(同業者との)差別化要因を語るという意味になります。が、生(死)を扱う業界においては、差別化要因という用語は、実はあまりにも軽薄な言葉で、ゲーム感覚でしか人生をとらえていないんだということが、よく理解してもらえるかと思います。同様にビジネス戦略やマーケティングという考え方自体も、「生(死)」をゲーム感覚でしかあつかってないという点において、非常に軽薄なものだといえるでしょう。

こうしたビジネスライクな考え方の本質は、生命エネルギーの無い「物」を扱うための代物なのです。それが悪いというわけでは勿論無いですよ。ただ万能では無くて、使いどころがあるよ、ということです。

お通夜の最中は、レイキエネルギーが非常に満ち満ちたものでした。普段のヒーリングやアチューメントのエネルギーとは、また異なったエネルギー感覚でした。

小川先生は、お元気でした。いつもの小川先生でしたよ。

両先生や皆さんで食事を取りながら、しばらくお話しておりましたが、久方ぶりの再会や、初対面、ペット仲間同士など、人間関係は様々です。しかし全体としては、まるで同窓会のような雰囲気になりました。

お悔やみ申し上げることができて良かったと思いながら、帰路につきました。