実はわたくし、2012年から今年の10月まで、婚活期間だったんですねー!誰にも言ってませんが!!それが終わったので、もう結婚とか無しです^^

何をしていたのかと申しますと、2つあります。ひとつめ。何となく興味をひいた独身女性に声をかけてデートする。ふたつめ。私が独身なのを知って女性を紹介したいと思った友人の提案は受ける。この2つです。女性に声をかけたといっても、5~6人かなぁ?友人からのありがたい提案は2人あって、それはどちらともお会いしました。事前には相手のお顔も知らんかったから、いわゆるお見合いとは違うんやろな。結婚とかそんな話は全くしなかったし(暗黙の前提としてはあったのかもしれません)。

そんなことをしようと思ったきっかけは3つありまして、ひとつは2012年正月に同級生と恒例の食事会をすると、2011年に一斉に結婚したことを知り、「お~!そんな時期か!!」と思ったこと。ふたつめは、35歳を越えてから、時々孤独感に襲われるようになりましてね。考えてみたら、それは10代の頃からあったのですが、それと結婚を結びつけて考えるようになったのが、35を越えてからなんです。で、みっつめ。去年の夏に一ヶ月近く入院した時に、見舞客が他の患者さんより圧倒的に少なくてね(苦笑)あれ結構さみしくなったんですよ~

なぜこの期間なのかというと、これは私の人生計画の話になりますが、今私は帰還中なのですよ(何のこっちゃ)。ヒーローズ・ジャーニーhero's journeyという概念を知っている方ならば話は早いのですが、これは日常世界から離れて旅をし、冒険をして新たな知恵を手に入れ、そしてまた日常に帰還するというプロセスです。で、私がスピリチュアルなことに関心を持った初期に臼井レイキを習い始めたのは(2007年4月のことでした)、このヒーローズ・ジャーニーの概念に照らせば、日常世界への帰還をソフトランディングするためだったんです。

スピリチュアル系のことを習い始めた人たちの多くは、これから大きな変化を起こしていこう、異世界に旅立とうとされる女性の方が多いですが(男はほとんど見かけないから知らん)、私は、逆に日常に帰還するためにヒーリングを習ったんです。冒険して新たな知恵を手に入れて帰還が決まった直後に、ヒーリングのことを知ったからなんですね。

で、ソフトランディングしたこの日常にとどまるのかどうなのか、という分岐点に今差しかかりつつあるのです。上記期間中に結婚ないし婚約のような所までいけばとどまる、そうじゃなければ次の旅を始める、とこういうことなんですね。

幸か不幸か全ての試みは全くものになりませんでしたので(苦笑)、また旅の支度をしていかないとなぁ~と思う次第です。元々私、全然結婚とか興味の範囲外だったというのと、私自己アピールって苦手でね。今まで面接試験など、自分を売り込む類いのものは打率1割を切ってます。15回に1回くらいかな上手くいくのは。だから、それこそ女性を口説くとか不得意分野も良いところ(笑)これ自分の人生哲学と関係してくるんですよ、自己アピールが苦手というのは。

人は神(仏)の前では平等という概念に、中学生の頃に様々な書物を通して深く傾倒しまして、それで私はそれを「人は人の前では平等」にまで拡大したんです。そうすると人間を選択したり序列したりする試みが、全く出来なくなっちゃったのですよ。ごく限られた分野での選択や序列はわかりやすいし、抵抗もありません。しかし人の価値とイコールなんじゃないかと思うくらいの広いレベルになってくると、もうこれは駄目。恋人になることもそうかもしれませんが、結婚って人の価値とイコールに近い全人的レベルで人間を選択するでしょ?そこには当然何らかの物差しに基づく競争や選別があるわけでね。こうなると私には駄目なのよ~。それは私の活動範囲外です、となります。

今ちょうど私、高齢社会研究をしておりましてね。年齢を重ねるにしたがっての、身体的あるいは知的能力の変化を追ったデータを見ましたが、40代は最後の冒険年代ですよ。50越えてからでは新天地は難しい。知的能力は死ぬまで成長します。衰えはしません。が、新しい文脈を獲得する能力は、これは50代に入った途端にガクンと落ちます。逆に言うと、40代はまだまだ大丈夫。40歳前後って新しい何かを学習する能力は全盛期です。

私もうすぐ39です。もう一発やるか~!と思いを定めた次第です。

(ある人に”キャンペーンは終わったのね”と。端的な表現だ・笑)