私は現在37歳。このブログの読者層は、私が知る限り9割近い人達が、私より年上です。40代が中心って感じ。

なので多くの方にご理解いただけると思いますが、第一線の職業人としては、最早引退間近です。

私の職業は、知的プロフェッショナルに属するものですが、実際に活躍出来るのはせいぜい40代前半まで。30代の後半以降から、徐々に後進に道を譲り始めます。

なぜ上記年齢までなのかというと、単純な話で脳の老化です。語彙は豊富なままなのですが、何らかの主張や結論を導くための論理展開力が衰えるのです。小難しい理屈は言えるけど、結論がおかしくなる。

だから欧米のトップリーダーは、オバマやビルクリントンのように40代でトップに立つ人が多い。それは彼らの国の意思決定がトップダウンのため、大統領や社長には精度の高い論理展開力が求められるからです。

日本の場合、トップリーダーは、いわゆるお神輿ですから、頭空っぽの方が良い。橋下さんのように、知的能力の高い内にトップリーダーになった人は、例外的に強いリーダーシップを発揮出来ますが。


要するに年齢に応じて(正確には能力に応じて)、適切なリーダーシップの発揮の仕方が変わってくるということです。

で、そろそろ自分も引退。スピリチュアルな役割は早々に引退した感はありますが、スピリチュアル以外でも、ドンドン後ろに回っています。

嬉しいこと、と言える程の器では、まだありません。社会人になって以来、自分のやりたいことをやり続けてきた15年間でしたが、終わりが見えてきたかな。後進のやりたい事を応援する側に回っていく時期なのかと思うと、かなりガックリきそうな感じがあります。

まだ遊び足りない!…って程では無いけれども…。責任の重圧という格好いいものとは異なります。

そういえば来年から、ある職業というか役割が追加される可能性があります。若者を教導する名誉職的な(!?)役割ですが…。最近はすっかり教育屋と化しています。