久しぶりに早朝起きですわ^○^


今日のタイトル「自己の重要感」。夜明け前から何だこの固さは!


自己の重要感、知る人ぞ知るビジネス書(≒自己啓発書)の最高峰『人を動かす』(D.カーネギー)で繰り返し出てくる重要語です。


私が自発的に読んだビジネス書(≒自己啓発書)は、この『人を動かす』と、神田昌典さんの『非常識な成功法則』くらいのもの。


神田さんと言えば(いきなり脱線)、週末に愛知県の某有名パワースポット(私も御縁が^w^)の御近所に住む友人ご夫妻の奥さまが、東京国際フォーラムで開催されていた神田さんのセミナーに参加したそうで。そのセミナー、11時から17時で、参加費15000円強のところ、参加者1200人。熱いファンがどんだけ沢山いるのよ、この人(笑)


旦那さんも神田さんのセミナーに参加しようか検討されていたようですが、私とのお茶を選択されました。光栄です(笑) あとで伺うと、神田さんの6時間セミナーでは、彼が新たに提唱す「自身を再構築するための」思考のツールが解説されていた模様。偶然なのか私も旦那さんとのお茶では、自他を捉えるための幾つかの思考のツール(古典とオリジナルの両方)を解説しました。費用はお茶代のみ(珈琲+ティラミス)。お得でしょう!?


と、そんな話はどうでもよくって、自己の重要感。こいつを満たすことが、人を動かす原動力だとカーネギーは語るわけです。私は重要な存在なんだと、感じること。みんな感じたいらしいですね。私も感じたいですよ。それは煩悩だと思っていますが(笑)


それともうひとつカーネギーの主張で面白いのが、「自分が悪いと思う人は誰もいない」ということ。誰の目から見ても悪党でも、自分が悪いなんて、ちっとも思ってないというのを、ある凶悪犯罪者の語りから示すのです。誰も「自分が悪い」「自分に非がある」なんて、口に出して言うことはあっても、本気で思う人は居ないということですね。失敗を認めないというのも、指摘されてましたね。これも、他の人が悪いか、本人にはどうにもならない仕方の無い事情があったと、本人は思っていると。


だから、お前が悪いと責めたって、人は動かないよというわけです。たとえ誰が見ても、その人が悪かったとしてもです。


それよりは、自己の重要感を満たすメッセージを伝えようと。


真理をついている指摘だなと思います。私自身は、人を動かしたいという意欲がどうも欠けるようで、みんな好きにしたらいいじゃん?位にしか思いませんが、これは裏を返すと、私も好きにするぞ、ということ。他人に自分の作品(仕事上のアウトプット。仕事には、ヒーリングなどスピリチュアル系も含む)や人生の選択を触られるのは、相当に不愉快です。つまり他人に対して、「自分のことだけやってろ」「己の領分からはみ出すな(他人の領域に入るな)」という言葉にならないメッセージが、他人に対する振舞いや言動の中に隠れているわけですな。


考えてみたら、この隠れたメッセージは、他人だけでなく、自分自身に対しても投げかけているわけです。


自己の重要感という観点で、「自分のことだけやってろ」「己の領分からはみ出すな(他人の領域に入るな)」というメッセージをとらえると、あんまり重要感は満たさないよな~


特に、他人からの承認が、自己の重要感を満たす最大の要素になっている人に対しては、無力感さえ感じさせるかも?なんて思った早朝です。自己満足で満たされる人にとっては、他人からの評価なんて邪魔でしか無いけど、他人からの評価が重要な人は沢山いるでしょうからね。


あれ、なんだか反省している(笑) カーネギーの本を出している出版社から自著が出たのは、ちょっと嬉しかったことを思い出して、カーネギーに言及してみました。