時間はあるので久しぶりに金融商品の利率チェック。私は学生時代にファイナンシャルプランナーの資格を取って某外資系金融機関に内定をもらったこともあり、昔からお金には一家言あります。大学生時代に立てたマネープランは、現在入院中の私にとって、医療保険の支払いという形になっています。独身の間は医療保険のみで、というのが生命保険の方針でした(死亡保険も50万円ついてますが)。

5~8歳位の頃にお金で一度痛い目を見ましてね。お小遣いを使いすぎて、欲しかったカード(めんこ)が買えなかったという微笑ましいエピソードですが、私にとっては衝撃的で、ことお金に関してはそこで悟りを得てしまいました(笑) 痛い目をしないと人間分からないものですが、何を痛い目と感じるかは、その時その人の感性次第ですからね。

衝撃的と言えば、今回お金情報を調べて衝撃的だったのは、MMFの利率が、三年物の日本国債の利率より高くなっていたこと。え?!ですよ、本当に。ここ二十年、日本の金利は下がるばかり。いや日本だけじゃありませんね。ここ五年の欧米オセアニアは、急速に金利を下げ続けています。特に欧米はもう日本と変わらないか、それ以下かもしれません。

またここ数年は個人向け社債がおいしかったのですが、最早旨味はほとんど無くなってしまったようです。

結局今一番安全でおいしく食べられるのは、三年物の日本国債。

おいおいMMFの方が上だってさっき言ったじゃないかと突っ込まれそうですね。うん、確かにそうなんです。しかし三大大手証券会社による国債の新規購入キャンペーンを利用し、かつ満期まで保有せずに一年後に売却すれば、現状の金融商品の中ではかなりお得です。特に1000万円以上購入できる人であれば、10年国債(変動)よりも良いパフォーマンスです。

こんなセセコマシイことをしても、年間数万円のプラスにしかならないのが、今の金融市場ですけどね(苦笑)

しかし、せせこましかろうと何だろうと、少しでも有利な条件を見つけて即取引を実行する。一円でも安く購入し、一円でも高く売る。個々の取引だけ見るのでなく、常に資産全体のバランスを見る。具体的には予算計画を立てて、その枠組みの中で個々の取引を実行する。枠組みからはみ出る取引は、どんなに有利に見えても実行しない。

以上(笑)