人間は劣等感の塊の割に、何かが出来るようになると、途端に優越感の塊になります。何か非常に努力や才能の必要なことが出来るようになって、「すごいね」→「いや、大したことじゃない。こんなの当たり前です」なんて答えてしまうことがあるのです。他の人は、「大したことないことすら出来ない、当たり前のこともできない人」に自動的に位置づけられてしまいます。


例えば英語でのコミュニケーションに支障が無くなってきた人は、「今時英語できるなんて当たり前だ」とうっかり口走りがちです^^ 「まぁ日本の中ではそうじゃないけど、海外では普通だ」とかですね。


要は劣等感と優越感はコインの裏表なのです。


出来なかったことが出来るようになってゆく喜びがあります。その喜びにフォーカスし続けられれば本人にとっても周りにとっても、一番ハッピーなのですけどねぇ。