私は、真言宗の智山派の坊さんでございます。
私のスタイルでは、法事、葬儀中、小さなお子さんや、ハンデをお持ちの方が声を出すのはセーフ
居眠りもセーフ
ヒソヒソ話はアウト
焼香のやり方や回数をお経の最中に、
なー、どーやんだっけ?
という方もたまに居ますが、これは集中が途切れそうに、いや、けして途切れませんが、面白いから私的にはセーフ。
そりゃ、宗派により回数違いますし、うるさい坊さんがいたり、スタッフさんが最初に説明しないと、不安になる方がおりますよね。
真面目な方ほど。
話は戻りますが、葬儀、法事にお子さんが泣いたり話したり、居眠りはセーフ。
自宅の仏壇で手を合わせるときは、位牌を通してあちらにいるご先祖様に声を届けますが、
葬儀、法事は、目の前に故人さん、体の無くなった人など先祖様と本尊さんをお呼びして、目の前に降りていただき、
供養し、また回向します。
故人さん、先祖さんは、子孫繁栄、人類繁栄、お子さんが元気に泣くのを見て、可愛いと目を細められます。
小さなお子さんが、起きていて1時間近く静かだったら、逆に病気かと心配なわけです。
また、真言宗と言えば、大日如来、日は太陽。
今の時期、おひさまの神聖な光は、日向ぼっこと同じ、
上手く仏様が降りてくる時ほど眠くなるようでございます。
で、今日の法事は、
1回目はお子さんがにぎやか、
2回目はウトウトされていましたから、
まあ、2回とも仏様、故人様がよく降りてくださったようでごさまいます。
合掌
とまあ、こんな話を、施設の利用者さんに話して回ったり、高齢の方に心配するなよと、話をして歩く状態であり、今後は、呼ばれれば出来る限り日本全国を話して回る覚悟でございます。
再び合掌
照徳