法事、葬儀のマナーについて | 光明庵 戸田照徳

光明庵 戸田照徳

真言宗 観音寺 執事
光明庵(自宅)の日常を紹介しております。
画僧 仏画 教室
武道をたしなみます。

初めての方のために

私は、真言宗の智山派の坊さんでございます。

私のスタイルでは、法事、葬儀中、小さなお子さんや、ハンデをお持ちの方が声を出すのはセーフ

居眠りもセーフ

ヒソヒソ話はアウト

焼香のやり方や回数をお経の最中に、

なー、どーやんだっけ?

という方もたまに居ますが、これは集中が途切れそうに、いや、けして途切れませんが、面白いから私的にはセーフ。
そりゃ、宗派により回数違いますし、うるさい坊さんがいたり、スタッフさんが最初に説明しないと、不安になる方がおりますよね。
真面目な方ほど。

話は戻りますが、葬儀、法事にお子さんが泣いたり話したり、居眠りはセーフ。

自宅の仏壇で手を合わせるときは、位牌を通してあちらにいるご先祖様に声を届けますが、

葬儀、法事は、目の前に故人さん、体の無くなった人など先祖様と本尊さんをお呼びして、目の前に降りていただき、

供養し、また回向します。

故人さん、先祖さんは、子孫繁栄、人類繁栄、お子さんが元気に泣くのを見て、可愛いと目を細められます。

小さなお子さんが、起きていて1時間近く静かだったら、逆に病気かと心配なわけです。

また、真言宗と言えば、大日如来、日は太陽。
今の時期、おひさまの神聖な光は、日向ぼっこと同じ、

上手く仏様が降りてくる時ほど眠くなるようでございます。

で、今日の法事は、
1回目はお子さんがにぎやか、
2回目はウトウトされていましたから、

まあ、2回とも仏様、故人様がよく降りてくださったようでごさまいます。

合掌


とまあ、こんな話を、施設の利用者さんに話して回ったり、高齢の方に心配するなよと、話をして歩く状態であり、今後は、呼ばれれば出来る限り日本全国を話して回る覚悟でございます。
再び合掌 
    照徳