京の花巡り 松尾大社の山吹 前編 | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続き(4月16日のこと)です
長岡天満宮を後にして、次に向かったのは松尾大社でした
こちらも以前、訪れています→松尾大社 



この頃ブロ友さんが、松尾大社の山吹をアップされていたのが見事だったので、本でも見たことはあるけど実際にはまだ見ていなかったので行ってみることにしました😁

こんな時期なのに駐車場が無料(ただし1時間)というのは嬉しいですひらめき
そして駐車場から境内へ向かうと、もう入り口から山吹が溢れんばかりに咲いてました爆笑



少し先へ行くと、「お酒の資料館」(無料)があります

中の展示の紹介

入り口のところに、こんな面白い漢字の表がありました
お寿司屋さんで魚へんの漢字は見たことがありましたが、酒へんのパターンは初めてでしたびっくり

随神門へ向かって行きます




駒札
松尾大社
 大山咋神と市杵島姫命の二神を祀る。
   大宝元年(701)に秦忌寸都理が、松尾山大杉谷の磐座の神霊を勧請し、秦氏の氏神として当地に社殿を建立したのが起こりと伝えられる。 平安遷都後は王城鎮護の神として、また中世以降は酒造の神として人々の信仰を集めている。
 本殿(重要文化財)は、「松尾造(両流造)」と 呼ばれる珍しい建築で、天文11年(1542)に改築されたものである。 宝物館には、等身大の男神坐像二体、女神坐像一体(ともに重要文化財) が安置されている。
   また、境内の霊泉「亀の井」の水を醸造のときに混ぜると酒が腐らないと伝えられる。 
   毎年四月の松尾祭には、境内に山吹が咲き乱れ、桂川で神輿の船渡御が行われる。また、 七月には御田祭(市無形文化財)が行われるなど、多くの人々でにぎわう。
京都市
(原文のまま)

随神


駒札
随神
 随身とは、平安時代、貴族の外出時に護衛のために 随従した近衛府の官人で、 神社においては、 神を守る者として安置される随身姿の像のことを随神と言う。
門守神、看督長、
 矢大神・左大神とも言う。
(原文のまま)

塀沿いの山吹

随神門をくぐって振り返る

本でよく見る松尾大社の山吹の風景はこの水路沿いが多いかと思います
そのため僕はその辺りしか咲いてないと勘違いしてました😅
なので、こんなに境内のあちこちに咲いてるとは思わなかったので、嬉しい誤算でしたチュー

解説
山吹
 山吹はバラ科の低木で、桜が散る晩春に開花を迎えます。新緑の葉を背に開いた花は黄金色に輝き、鮮やかでひときわ人目を引きます。花の匂いはバラ科特有の高貴な香りがし、その優雅な姿と共に、つけられた花言葉は -崇高、気高い-とされています。
 日本と中国に原生分布し、今でも旧家の庭にはよく山吹をみかけますが、かつては枝の中心部分を占める髄が、行灯などの灯心に利用されるなど重宝な植物であったからでしょう。 
 山の谷間で枝が風に揺れ動くさまから「山振」と呼ばれたのが語源といわれ、『万葉集』に山振と記した歌があります。『枕草子』では「大きにてよきもの」として桜と山吹が併記されています。 
 品種としては現在、「一重」「八重」「菊咲」の三種類で、八重咲き型が観賞用に好まれているようです。また、別属に白山吹があり、茶花としてよく使用されています。この白山吹は松風苑・上古の庭北側に自生しています。
 当社ではこの種子を「清めの白山吹」として授与しておりますので、ご拝観の思い出にお求め下さい。
(原文のまま)

手水舎

手水舎の水が出るとこも、もちろん亀!

手水舎横から見た水路

随神門側

拝殿手前には撫で亀さんがおられます指差し

駒札
撫で亀さん
 (神使の「亀」)
古来「亀」と「鯉」は松尾大神様のお使いと伝えられています。
中でも「亀」は健康長寿のシンボルとして親しまれてきました。
直接手をお触れになりその霊威にあやかってご利益をお受け下さい。
撫で亀の
 霊威福呼び 
  淑気満つ
    正二
(原文のまま)


この時もあちこち撮ったので次回も続きます😌
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ