前回からの続き(7月23日のこと)です
郷村断層(生野内地区)を後にして、来た道を戻って府道17号線(網野峰山線)へ戻ります
右に曲がり、南下して行くと、右手の道沿いに案内板があります

赤坂今井墳墓
住所・京都府京丹後市峰山町赤坂

駐車場なし

解説
国指定史跡赤坂今井墳墓
 赤坂今井墳墓は弥生時代後期末(2世紀末〜3世紀初め)に造られた大型方形墳墓です。南北39m、東西36m、高さ3.5mの墳丘は、この時期の国内最大級のものです。
 第1埋葬の上では、こぶし大の円礫(えんれき)の集積や割ってばらまかれた土器片群のほか、柱穴列が見つかっています。ここで死者を弔う儀礼が行われたようです。土器には東海または東日本からの搬入品もあり、各地の交易のようすがわかります。また、第4埋葬の棺内から見つかった頭飾りは、古代中国の顔料「漢・青(ハン・ブルー)」が混ぜられたガラス管玉が使われたとても希少なものです。
 赤坂今井墳墓は規模、出土品ともに丹後を代表する大型墳墓と評価され、遺跡は国指定史跡に、出土品は京都府指定文化財となっています。
   京丹後市教育委員会
(原文のまま)
この漢青(ハンブルー)の顔料が使われているものはきわめて珍しいそうです
そして上記にもあるように、広い場所とこの時代に交流があったというのも驚いてしまいました!びっくり
ここの第三主体部の女王の首飾りと朱のイミテーションは京丹後市立丹後古代の里資料館で常設展示されているということです→古代の里資料館 


想像図などのアップ

案内板から少し南下したとこにスロープがあるので、そこから上がってみました

登ったとこから見た墳墓

登ったところ(南東側)は草だらけ🤣

登ったところから少し先に行って撮る

もう少し先に行って南西部を撮る

こちらは府道側(北東部)
周辺には幅5〜6mのテラスがめぐる
(京都府の歴史散歩参照)

同じく府道沿いから
真横を府道が走っているのが分かります

確か北東の角

上から
何も発見された当時を示したりするものは見当たりませんでしたショボーン

木の生えてる辺りにはイス?

動画も撮りました


最初の画像をよく見て貰うと、解説板の下にポストがあります
そこにありがたいことに解説の資料が入っていました🙏
墳墓?
これって古墳じゃないん?🤔
と思ってたら、その解説もありましたひらめき
墳墓は弥生時代(紀元600〜200年)の墓
古墳は古墳時代(三世紀の200年〜七世紀の600年)の墓と言われるんだそうです
古墳とか訪ねている割に初めて知りましたよ(;^_^A

京丹後市のことはもう少し続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ