前回からの続き(6月18日のこと)です
京大総合博物館から下っていくと、東一条通りと交わるとこで東へ行き(左折)ます
すると左手に京都大学の正門?があります

見たかったのは、門の奥にある
京都大学 百周年時計記念館
住所・京都市左京区吉田本町
建築年代 大正14(1925)年
設計 武田五一(顧問)
京都大学吉田キャンパスは、明治22(1889)年に大阪より移転した第三高等中学校にはじまる
同30(1897)年、京都帝都大学の創設に際して、三高は敷地を譲り移転
三高以来の本館が大正元(1912)年に焼失
大正14(1925)年、旧本部本館が総力を挙げて建築
当時建築学科の主任教授で、営繕課の顧問であった武田五一の主導により設計が行われる
(京都の洋館参照)
どうも大学は通ったことないし、行く機会もないものなので、入っていいのか分からず、どうしても遠巻きにして見るだけになってしまいます笑い泣き
近くに行けたら、レリーフがあったり、装飾陶板なども見れるでしょうに残念ですショボーン
ちなみに、三高は吉田山緑地で紅もゆる石碑の解説であった学校です→吉田山緑地 


で、門もよく見ると凄い造りだなぁとアチコチから撮っていたら



こちらも門も登録有形文化財のようでしたびっくり

その下に解説
 当門は、旧第三高等中学校(明治19年大坂に開設、明治22年当地へ移転)の表門として、明治26年に造立されたものである。明治30年、本学が旧第三高等中学校の土地と建物を譲り受けて創立された時、正門として引き継ぎ、現在に至っている貴重な遺構である。
 門柱は、煉瓦と石を交互に積み、頂部に笠石を冠し、左右の袖塀は煉瓦造で上部を笠石で飾り、背面に扶壁を配している。大正末年に門柱、袖塀の煉瓦面モルタル塗人造石洗い出しに改修された今回の修復においても、これを踏襲し、門扉は創建時のものに倣って複製した。
 昭和54年9月
    京都大学
(原文のまま)

ここでパシャパシャ写メしていましたら、学生さんらしき人に門をバックに写メ撮るのを頼まれました
どうも記念のようでした照れ

次回も周辺のことが続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ