前回からの続きです
令和3年3月13日のことになります
西寺を更に下り、東寺西門通りのもう1つ下の筋を東へ向かいます
するとそこにあるのは唐橋西寺公園

住所・南区唐橋西寺町
駐車場なし
歩いて最初に見たのは、こっちの入り口じゃなく、後から出てくる方になります
こちらの方が正面?みたいな感じだったので、便宜上こちらを先に貼りました
こちらから入ると、西寺の解説板があります

史跡 西寺跡

西寺は、平安京への遷都から間もない延暦15(796)年頃から、平安京の入り口にあたる羅城門の西側に、東側の東寺(教王護国寺)と対称に造営された官寺(かんじ)である。金堂、講堂【屋根には緑釉瓦(りょくゆうかわら)が葺かれていた)を中心として南大門、中門、五重塔、僧坊、食堂(じきどう)などの建物が建ち並び、国家の寺として隆盛を誇っていた。しかし、西寺は東寺に比べて早くから衰え、天福元(1233)年には塔も焼失し、以後は再興されることなく地中に埋もれてしまった。昭和34(1959)年以来、数多くの発掘調査が実施されて、建物跡やその屋根に葺かれた瓦、使われていた土器なとが次々と発見され、この周辺の地下に平安時代の伽藍がほぼそのまま眠っていることが明らかになった。
かつての寺域は、東西ニ町(約250m)南北四町(約510m)に及び、僧坊・講堂・金堂・中門などの主要伽藍跡は、現在この説明板の建つ唐橋西寺公園(講堂跡が公園中央に土壇(どだん)として残る)から、南の唐橋小学校にかけて見つかり、今も地下に保存されている。
これらは平安時代初期の寺院として貴重なだけでなく、東寺とともに平安京を復元する上でもたいへん重要な遺構である。この貴重な遺跡を後世に継承するため、近隣の住宅地においても、建替え等の際には地下の遺跡傷めないよう細心の注意が払われている。
京都市
(原文のまま、一部年号補足)
梅小路公園周辺散策はまだ続きます
では、またぁ~(* ̄∇ ̄)ノ