京都市の駅をゆく(稲荷駅)(JR稲荷駅ランプ小屋) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続きです
令和2年5月30日のことです)

伏見稲荷大社を出て、最初に見るのはJR稲荷駅
住所・京都市伏見区深草稲荷御前町
開業日 明治12(1879)年8月18日
なんと開業当時は東海道本線だったそうです!びっくり
それが大正10(1921)年に新逢坂山トンネルが開通すると、東海道本線のルートが変わり、既設区間であった京都~稲荷駅、新設された稲荷駅~桃山駅が奈良線に編入となったということです
(週刊JR全駅・全車両基地参照)
調べていて、そういうこともあるんだと驚きました!

外観は伏見稲荷に合わせてあり、いい感じ♪おねがい

こちらで頂いたスタンプです

その隣にはレンガ造りの小さな建物があります
JR稲荷駅ランプ小屋
旧国鉄の最古の建物
汽車の照明用ランプと灯油を格納していました
外からは入れませんでした
構内から入れるとか?
今回は残念ながら外観だけ見学😅

こちらに旧東海道本線のことが書いてありました
(施工)明治11(1878)年8月21日
(完成)明治13(1880)年7月15日
(廃止)大正10(1921)年8月1日
大正10年、現在の東海道本線のルートである膳所~京都間が開通するまでは、旧東海道本線(馬場〈膳所〉~大谷~山科~稲荷~京都)が東西両京を結ぶ幹線として活躍していました。
 この線区の建設には非常な難工事(山間部を通過する始めての鉄道であったこととトンネルの掘さくや丘陵部の切取り築堤など)が伴い当時としては大がかりな土木工事でしたが特筆することは、この工事がそれまでの外国人に依存していたことから脱却しすべて日本人の手により建設が進められたことです。明治13年7月14日明治天皇臨御のもとに開通式を挙行、翌15日全線開通のはこびとなりました。そして最急行が走破するなど華かな時代を迎えたわけですが、急曲線の連続勾配に禍いされて大正4年から線路変更工事が開始され、その完成とともに廃線の運命をたどりました。
 「ランプ小屋」は旧東海道本線の建物として残った只一つのもので、同時に国鉄最古の建物として貴重な遺構の一つとなっております。
(原文のまま一部年号補足)

違う角度から

その近くには歌碑も

こちらは内部が見れてるので参考にはなると思います😊

伏見稲荷周辺散策は続きます
では、またぁ~(* ̄∇ ̄)ノ