申請しました! | 笑進笑明オフィシャルブログ

申請しました!

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6/8(火)大安
笑進笑明事務局は特定非営利活動法人「笑進笑明」として認可していただけるよう、東京都庁に申請をして参りました。

障害者と健常者との「壁」を、自己表現をキーワードとして
取り払えるように、更なる活動の幅を広げるため、
NPO法人化という道を選びました。
今まで支えていただいたみなさまには、これからも末永いご協力を
いただきながら、生きる、生きている意味を一緒に考えて行けたら
幸いに思っております。
まだ申請をしただけで、認可がおりるのは何ヶ月か先のことになります。
ですが、これを機に活動にも弾みをつけ、「笑進笑明」の輪を広げていきたいと思っております。

以下、設立にあたっての「趣旨」全文です。
是非、一度、お読みになって下さい。

障害者と健常者。
確かに、生活における行動範囲や、いわゆる<出来る事>に関して、
「差」が生じることは否めません。しかし、自分の中にある表現したい
という気持ちに「差」はないはずですし、あってはならないものと考えます。

高知県在住のストリート書家「日浦駿介」が世に送り出した
『笑進笑明』という作品があります。明るく笑って進もう!というメッセージは、歩けない、喋れない彼から発信された言葉です。
彼の言葉は「書」という作品に留まらず、「歌」となり、
そして、活動の指針となりました。
彼と同じように、障害を持ちながらも、様々な形で自分を表現したい人はたくさんいます。
そして、そのような人が表現するものに対して、単なる同情や憐れみではない、
真っすぐな心で感動出来る人もまた、たくさんいるのです。
現に音楽、演劇、スポーツなど、様々なジャンルで活躍中の方々が
彼と同じ目線に立ち、その活動を応援してくれています。

エンターテインメントや芸術表現に関して、それを発信するもの、
それを享受するもの、その両者が同じステージを共有し合うことは、
極々当たり前のことであるべきではありますが、現状は必ずしもそうとは言えません。

この法人は、エンターテインメントを中心とする芸術表現の「場」を通じて、障害者と健常者の、本当の意味でのボーダレスを目的としています。
社会的支援を必要とする人たちの活動を単にサポートするだけでなく、
経済的自立までも視野に入れたイベント作りを基盤とし、
組織的なマネージメントを行って行きます。
心の病の蔓延、出口の見えない不況、そして増々広がるであろう高齢化社会の中で、エンターテインメントという表現活動を、単なる<娯楽>に位置づけるのではなく、未来へ繋がる一つの<力>に換えたいのです。

表現する者、それを楽しみたい者、そこに障害者や健常者という
区切りのない社会の実現を目指し、この法人を設立する。