杏奈の方がお金持ちなのに・・・財布が空っぽとかうそでしょ・・・


杏奈と真帆とみちるの服見ればあっちの方がお金持ちだって


誰でもわかるじゃん


「じゃ、全部払わなかったら、ごめんだね(笑)」


そう言った後、男子達が入ってきた。


「あ、皆~♪彩華が今日皆のぶん払ってくれるってー☆」


「マジ??サンキュー☆助かるわぁ」


そのまま皆で部屋を出て行き、女子だけでレジの前でたった。


あたしは自分の財布の中を覗いた


ヤバイ・・・3000円足りない・・・


「あ、あの・・・3000円足りないんだけど・・・」


ひっそり杏奈に言った


「あ、3000円なら俺持ってるけど?」


隼人が隣で3000円あたしに差し渡してくれた


「あ、どうも・・・明日・・・返します・・・」


そうやって皆は別れて帰った。


夜は眠れなかった・・・杏奈のことでいっぱいだった・・・


杏奈は・・・なんであんな人になっちゃったんだろう・・・


あと・・・あの隼人って人・・・誰なんだろう・・・杏奈とどんな関係??


その次の朝、眠いながら日差しで頑張って起きたあたし。


「どうしたの?元気ないじゃない?」


階段を降りてテーブルへ向かっていくあたしの姿を


見てお母さんが心配そうに聞いてきた


「う、ううん・・・大丈夫」


あたしは弱く笑って朝ごはんを食べた


「無理しないのよ?」


「うん、ありがとう・・・」


今日も杏奈に会わなくては・・・


お金も隼人に渡すようあげないと・・・


でも・・・どうなるんだろう・・・


朝ご飯のパンが味しない


ただ単に何かを噛んでるみたい・・・


朝ごはんを食べ終えると部屋に戻ってから


鞄を持って学校へ向かった


「いってきます・・・」


「はぁーい」


家を出てからのっそりと歩いていった


「よっ!!」 後ろからドンっと肩を叩いてきたのはいったい・・・?


「痛っーーーーい!!」 呆然としてたあたしは急に叩いかれてきて


いつも以上に大きく反応しちゃった


後ろから来たのは・・・やはりカイ


毎日のことだった。毎日気付いたらカイが後ろから襲ってきた


でも、そんなカイはあたしの数少ない親友の1人だった


「オイ、そんな大声だすなって!!」 慌ててカイはあたしの口を手でふさいだ


あたしは自分の大きな反応とカイの大きな手に驚ていて


目を大きく丸くして数十秒立ち止まってた


「お~~い?お~~~い??」


「えっ??あっ、うん。ごめん。えっと?あの、なんのこと?」


「イヤ、なんも話してないけど?てかお前慌てすぎだろ。


どうしたんだよ?」