A子は僕の予想通り彼氏とすぐ別れた
そしてまた元の関係に戻った

しばらくしてA子からは連絡が来なくなった
また彼氏が出来た、と直ぐに分かった
そして、また束縛の強い男と直ぐ分かった

僕は自分からメールや電話をしなくなった
どうせまた直ぐ別れると分かっていた

しかし何ヶ月経っても彼女からは連絡が来なかった

流石に心配になり僕から電話をした
すると彼女は直ぐに電話に出て、こう言った

「彼氏が男のアドレス全部消してさぁ」

良くここまで続けて性格の悪い男と付き合うわ
その一言だ

しかし彼女がそれで良いなら仕方ない
僕はただ生年月日が一緒なだけなのだから



駅を出ると見えるのは家だけだった
家しかない町
僕は愕然とした
「此処から探すのか…」

だが情報は有った
『マンションに住んでいる』

目の前に見えるのは戸建ての町
「これは楽勝かも」
と自分に言い聞かせた

取り敢えず町の端まで行く事にした

1時間程で端まで来た、マンションも数える程しか無かった
『これは楽勝だ』
と思ったが一応町を今とは違う横にも歩いて見ようと思い歩き出した

すると町は様変わりした
田舎の住宅地から、広い道… 道の両側には様々な店

そして細い道の家に隠されていたマンションの山
『まるで摩天楼だ』
駅前とは違う愕然
でも探すしか無い

しかし人見知りの僕が人に話し掛けるなんて出来ない
でも話し掛けるしか無い状況

僕は最近こんな状況に何故か強かった
マクドナルドの店員にすら話せない僕が

目の前にあるマンションを上がった

どこの部屋に行くか
ピンポンを押す勇気が無い

しかし心は強かった…


ピンポーン

「はい?」
「あの…」
歩き続けた僕は声が出なかった
でも此処で逃げる訳には行かない

「ちょっと宜しいですか?」

スピーカーが切れる音がして、ドアが開いた
少しだけ開いたドアから中年の女性がこっちを見た

「はい?」
「あの… 人を探してまして」

明らかに怪しい目で見られてるのは分かった
写真を急いで見せた
「この女性探してるんです、ここの建物に居ませんか?」

すると女性は写真を手に取って、老眼を写真にピントを合わせた

少しの間の後に
「知りません」

「あっ、すいません。ありが…」
と礼の前にドアを閉められた

いきなりの都会の冷たさに凹んだ

二軒目は門前払いだった

つづく
昨日僕は、初めての駅に足を踏み入れた。
電車に乗るのは学生時代以来だった。


5、6年前と言えば、出会い系が流行っていた
勿論、僕もやっていた
恐らくネットで出会った人は数十人になるだろう
殆どの人の事を僕は忘れてしまった

しかし十人程の人は覚えている
中には今もメールをしている人もいる
どんな人でも覚えている人は僕に何らかの影響を与えているが、その中でも僕に大きな影響を与えた人がいる
まぁその人の事は書かないが…

そんなネットで出会った人の中には、僕と同じ県の人も少ないながら居た
流石に同じ県の人は忘れない
特に記憶していたのは『同生年月日、同血液型』の人だ

恐らく、人生で同じ誕生日の人に出会う事は人脈の有る人なら、一度や二度はあるだろう
しかし生年月日まで同じとなると少なくなるだろう、それも同じ県で同じ血液型
恐らく一生会わない人が多いだろう

しかし、僕は出会った
出会い系で良く有るやり取り
「誕生日いつ?」
「血液型は?」

このやり取りは話題作りにもならない、ただここから広がればラッキー程度
と言うやり取りだ

これがまさか全く同じだとは思わないだろう

同じなのはこれだけではなかった
好みの異性
性格
この2つまで同じとなると、最早同じ人なのでは?
と思ってしまう

違いと言えば、『性別』だろう
ここまで行けば、運命、すぐに付き合う人が居てもおかしくない
しかし僕と彼女(以下A子)は付き合わなかった

何故?

それはお互いの好みに『メガネ』が絶対必需品だったからだ
しかしお互いメガネをしていなかった

これじゃあ、ただの『生き写し』だ

まぁしかし性格が似ていたからか、中々上手く行くものでネットで出会ったとしては長い付き合いになっていた

当時は写メがまだ出来たばかりで、僕の携帯は古く写メに対応していなかった
そこでA子に『写真の一つでも来れないか?』と頼んだ
A子も別に断る必要も無いからと送ってくれた
その手紙はA子を異性としてでは無く、同じ生年月日の人間として、僕に彼女が出来てもずっと保管していた

その後もA子との関係は続いた

しかしA子に彼氏が出来、その彼氏が男と連絡を取るのを嫌った
自分より親しい男が彼女に居たら心配にもなるだろう

僕も頻繁にメールをしなくなり、A子も彼氏を大事にした

でも僕は今までの彼女とのやり取りで分かっていた、A子は直ぐに別れると

つづく
漸く更新します…
毎日同じなので書く事少ないんですが…

とりあえず自己紹介します。
名前は特に付けたくなかったので書きにくい長い名前にしました。

引きこもりです。
と言うか日本人みたいに死ぬまで働くのが嫌なんで、金が必要になればバイトしてます。

真面目に悟ろうと思ってます。

ギターしてます。

読書好きです。

40歳で自殺します。

今は海外のバンドのmixiを管理してます。



って事でこれから宜しくお願いします!