さばんさです。

 

それこそ安定した日祝のお休み。やりたいことがたくさんあるので、やっと涼しくなった一日、ある意味忙しい日々です。まだまだやりたいことはありますが、一旦働きましょう。

 

では久宝留理子さんの続き④は、安定期に入った深みのあるアルバム達です。

 

 

1995年10月30日発売、

7枚目のオリジナルアルバム、

「blue to blue」です。

 

三方背BOX仕様で豪華です。力が入っていますが、前作COLORSよりは売り上げは減ってきています。

 

シングル「プライド」「コンクリート・ジャングル」の強気な楽曲が含まれており、アッパーな「倦怠期」(シングル候補だったらしい)、「泣くだけ泣いたらおやすみ」が光ります。この曲、コンサートではすごく盛り上がった記憶があります。そんな中でもまるで演歌調な「北へ」は今になってジワリと染みますね。

 

ラストの「blue to blue~青空に祈って~」は、ご自身の実家が神戸須磨であり、このアルバム発売の10ヶ月前、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災を想って書いた曲です。当時久宝さんは、「思いが強すぎてなかなか歌詞がかけなかった」とおっしゃっていました。

 

今は懐かしいMDでも発売されていました。さすがSony。

 

 

 

1996年12月2日発売、

8枚目のオリジナルアルバム、

「pocket people」です。

 

女優の長谷直美さんに似ていると思っていました。

 

17thシングルの「次の夢」は中西圭三さんと競作で、お互い一部歌詞が違います。日産の「ステージア」のCMソングでした。これまでアルバムには必ずシングルが入っていましたが、16thシングルの「夏はマジック」は収録されていません。

 

しっとり優雅な「次の夢」や打ち込みサウンドの「Tokyo」「雨模様」、アコースティックな「メロディ」など、曲の幅に広がりがあるアルバムに感じます。

くるくるまきまきのイラストが歌詞カードの随所に入っています。

 

 

そしてベスト盤「with the best」を発売。この中の新曲「あのとき」はミネラルウォーターの「バルヴェール」のCMでよく聴きました。

 

そして翌年レコード会社移籍となりました。

さあ、レコード会社を移籍していよいよ最終回の⑤は3作品+αを紹介します。