現在開催中の「ZEROTEN2024-Aichi-」に出品中の作品について解説をしていきたいと思います
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
作品を制作したのはもう少し前、ソメイヨシノが落ち着き八重桜の番になった頃です
枝と枝の間を器用にすり抜けて飛ぶツバメの姿
時折、キーキーと鳴き声も聞こえ
ツバメが飛べば風が起こり八重桜もほのかに揺れる
まるでお互いを呼び合っている様でした
「春風と歌う」
音楽用語の和音とは「複数の音が同時に鳴りながら調和を保っている音」を言います
言葉は無くても通じ合う様をイメージして描いた作品です
ツバメは春を連想させる一方で別れの意味もある鳥です
親ツバメが巣を作り、子を育て、大きくなったら巣立っていく、そして親ツバメ達も巣を後にする
悲しい別れですが、寂しさだけではありません
次の年、もしかしたらまた同じ場所へ帰ってくる事もあるのです
タンポポの花は綿毛になって四方八方へタネを運びます。飛んでいく姿がまるで別れを惜しむ友の様にも見えます
-またね、またね、また会おう-
これは今生の別れではない
また会うための約束なのです
「再会のための旅立ち」
はそんな思いを込めて描きました
ZEROTEN 2024 -Aichi-」は6/1(土)までギャラリー龍屋にて開催
出展作家100人総出品数200点のZEROTEN2024-Aichi-開催中です
ZEROTENは皆様の投票により順位を決めるアートコンペです
通販による販売
遠隔投票による応援
よろしければ、作家への支援をお願いいたします！
ZEROTEN2024-Aichi-
会期:5/18(土)～6/1(土)
時間:11:00～18:00(会期中無休)
場所:GALLERY 龍屋（愛知県尾張旭市柏井町公園通542）
≪NO.57山谷悠地 で参加してます≫
【通販・投票ページ】
【通販ページ・春風と歌う」
【通販ページ・再開のための旅立ち】
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