9/10より始まった「オトナノタツコン2022」
愛知県尾張旭市 GALLERY龍屋さまにて今月24日まで開催してます。
私が今回出品した作品はこちら
タイトル「MAGNOLIA(マグノリア)」
size:F4号 (333×242㎜)
画材:墨、画仙紙、木製パネル
作品テーマは「人にやさしく」
アフリカワシミミズクとハクモクレンを絡めた一枚に仕上げました。
今までで一番難しいのではないかと思うぐらい悩んだ。
そもそも「やさしさ」とは何だろう?そう考え出したらズブズブと思考の深みにハマってしまった。やさしさをどう表現したらいいのか。モチーフか、線の強弱か、滲みの濃淡か、それとも好きな物描いてあとからそれっぽく後付けで説明するか。
(↑ダメでしょ)
色々とウダウダうんうん考えて悩んで、無い脳みそを雑巾みたいに絞りきったら、ひとつ疑問が生まれたんです。
『人にやさしくしないといけないのだろうか?』
身も蓋もない話です。
現在進行形で苦難な困難に直面している人にとって『いま生きびる事』に集中している。
場合によっては他人を押しのけてでも、自分たちの利益を優先せざるを得ない状況もある。
そんな所にノコノコやって来た赤の他人に「人には優しくしなさい」なんて、したり顔で言われたら恐らく殴られる。私だったら殴ると思う。
ならば、やさしさの芽はどうやって生まれるのか?
『過去に他者にから貰ったやさしさに気づけた時ではないか』
辛い時、苦しい時、去っていく人の背中が多くなる中で手を挿し伸ばしてくれる存在に気けた時ではないでしょうか。
誰もが『やさしさの種』を内に持っているが、成長の速度は人それぞれだと思う。環境だったり学びの機会だったり、色々な要因があるはずです。
白木蓮の花言葉は「気高さ」「慈悲」
ひとたび芽を出せば枝葉は育ち大きな大輪の花を咲かせるほどに成長する可能性を全ての人が有していると確信している。知らず知らずにやさしさは人に渡り、新しい芽を育む。
とは言っても、自分にはそんな可能性存在しない。私には当てはまらない。
そう考えるネガティブメンタルを有する日陰の民もいるかもしれませんね。
だからモチーフがフクロウなのです。夜に活動する少数派の生き物。そして私にとってフクロウは『未知』の象徴でもあります。
自分の事は自分が一番よくわかってるようで、一番わかっていないのが自分なのかもしれない。
未知に隠れた可能性を諦めないでください。みんなまだまだ、これからですよ。そう願ってます。
「オトナノタツコン2022」
全国各地から集まった35歳以上の作家100人の作品を展示販売します。ご来廊頂いたお客様の投票と遠隔投票、さらにお買い上げポイント(1000円で1票、上限40票)を加算して順位を決定します。
皆様、投票ご協力お願いします。
お気に入りの作品を見つけたら是非ご購入下さい。
会期:9/10日(土)-24日(土)
場所:〒488-0007 愛知県尾張旭市柏井町公園通542 GALLERY龍屋
11:00-18:00
≪ NO.94 山谷悠地で参加します≫
【遠隔投票について】
遠隔投票ご協力頂く皆様へ(必ずご一読下さい。)
ギャラリー龍屋のアートコンペは投票のみではなく「投票用紙を作家へ渡す事」を目的としています。遠隔投票フォームに記載して送信するという少々手間のかかるシステムになっています。
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