休む勇気 | We Love MTB

休む勇気

何かのスポーツや競技に打ち込んでいる人はトレーニングの重要性を知っているでしょう。
それと同時に休息もとても重要です。
真面目な人、経験の浅い人ほどトレーニングばかりを重視し、休息が足りない状態に陥ります。
オーバーワークです。
まさに私です。
オーバーワークだとトレーニングの質も落ち、最悪の場合怪我にも繋がります。

それを回避するためにも、まずは自分のトレーニングメニューを把握するところから始めましょう。
少し前の私の1週間のトレーニングはこちら。

月 タバタインターバル※1
火 AT値トレーニング※2
タバタインターバル
木 AT値トレーニング
金 タバタインターバル
土 休息
日 不動峠ヒルクライムトレーニング

※1 ウォームアップ30分、タバタプロトコル、クールダウン10分
※2 149bpmで50~60分

月~金は自転車通勤往復が入ります。往復30km。
心拍計を着けて走ってみたところ、平均心拍数150bpm以上、最大心拍数180bpm強。
書き出してみるとさらに実感が湧きます。
オーバーワークです。
ですが、これ、こなそうと思ったら意外とこなせます。
それが罠。
金曜のタバタプロトコルなんて、やってはいるけどおそらく本来の全力を出せていない。
つまり自己満足なわけです。

しかし、真面目で経験が浅い人ほど、組んだメニューをこなすことこそが正解だと思っている。
まさに私です。
休んではいけないという強迫観念に駆られます。
つまり休むにも勇気が必要なのです。

正しいトレーニングは休息もしっかりと入れてメニューを組まなければいけません。
上のメニューを休息を増やして組み替えたのがこちら。

月 タバタインターバル
火 AT値トレーニング
水 流し※3
木 タバタインターバル
金 AT値トレーニング
土 休息
日 不動峠ヒルクライムトレーニング

※3 LSDペースで60分

タバタインターバルが減り、その分回復に当てます。
タバタの疲労度がもの凄いので、これだけで随分改善されるはず。
上記メニューは体感の疲労度を元に検討しました。
パワーメーターを使ってTSSを管理出来る人なら、もっとメニューを作るのは簡単でしょう。


強くなるために何をすべきか。
トレーニングにしても休息にしても、目的意識をしっかり持って臨むことが大切。
目下、私の目標は全日本選手権30位以内。
実現出来るよう出来る事をコツコツとこなします。