定年退職後、転職した関連会社に、私より3歳ほど年長の同僚がいる。
そして最近判った傾向。
ちょっと不明なことがあって、 『この○○って、何か処理しました?』 って聞くと、
自分が全く関わっていないことには、「やっていないよ~」 とか、「知らないよ~」と、はっきりと答えるが、
何やら自分が関わりがありそうで、更に都合の悪いことには、「う~ん悪いけども、よく覚えていないなぁ」
とか 「ちょっと、記憶にないなぁ~」と 答える。
確実に、後者の回答は、『何やら覚えがある』 と推測できる。
そして、ちょいと面倒なことを質問すると、耳に手をあてて聞こえ難いポーズをして、
自分にはさほど関わらないことには、他の同僚との会話でも、遠くからでも聞きつけて話に加わってくる。
確実に。 まだ、記憶も耳も、しっかりとしている。
ある意味、分かりやすい人ではある。
そんな年寄りには、なりたくないのだけども。 使い分けてみると、割と便利な機能のかもしれない。
写真:湘南海岸 夏のはじまり。