蕉夢苑では年2回の消防訓練を実施していますが、1019日(木)午前1030分から秋の通報、避難訓練を昼間想定で行いました。

 

消火訓練は駐車場にて消火器を実際に使用し、ケアハウス入居者が実施し、屋内消火用散水栓による放水訓練も実施しました。その間、宇城消防署中分署からは5人の消防署員、宇城市不知火町消防団からは30人ほどの消防団員が立ち合いました。以下は訓練の概要及び反省、そして消防署からの講評です。

 

 

消防署の方々により、以下の指摘、指導がありました。

①静かな避難訓練だった。他の職員や利用者に大きな声で明確に伝えることが大事。

②避難した人員の報告の際、受ける側の場所が分かるよう本部を設置した方がよいのではないか。

③避難方向を明確に伝えるために各階にリーダーを配置した方がよいのではないか。また、計画通りの訓練のように感じた。実際には想定外のことが沢山あるので様々な状況を想定してはどうか。

④避難する際は、火元の近くから誘導すること。

⑤実際の火災、災害等が起きたときには、避難した後に現場には絶対戻らないこと。戻ったばかりに被害を受けることがあるので、職員は利用者に絶対にその場を離れないよう声掛けする。

⑥消防団の応援があるが、まず消火活動よりも避難を優先してもらうことが大事である。避難済みの部屋には、再確認しなくてよいように誰にでもわかる目印をつける。

 

 

蕉夢苑の消防訓練を担当するのは、これまで消防訓練に参加したことのない新人職員です。初めての訓練で戸惑うことが多かったと思いますが、失敗をして学ぶことは多いと思います。訓練の結果を教訓として、万が一の場合に備えたいと思います。