人生の晩年に「排せつが困難になったとき」と「口から食事がたべられなくなったとき」という2つの大きな分岐点があり、その時の選択により、後の生き方に大きな差が出てくることがわかる。


蕉夢苑 ブログ-チューリップ


 「排せつがたいへんになったとき、リハビリや器具を使い徹底的に自立にこだわるか、あきらめてオムツを使用するか」、「食べられなくなったときに寿命をあきらめるか、胃ろうや経管栄養を使用するか」という2つの選択の違いにより、晩年の生きざまの大きな違いが生じることを多くの人が知るようになると、おそらく自立型を選択する人が圧倒的に増えていくように思われる。もちろん依存型の晩年を望む人には、これまで通りのサービスを提供すればよいだろう。


(続く)