このブログにも数回登場したHM事務長ですけど、残念ながら、630日付をもって蕉夢苑を退職することになりました。管理人が勝手に名付ければ、孫守退職です。


この孫守退職は、寿退職が若い独身女性にあるとすれば、定年を数年後に迎えた女性に見られます。子供が社会人になり、結婚して孫ができ、嫁が仕事を始めるということになったとき、自らが退職することによって、家族の世話を引き受けるというパターンです。


ここまでくれば万々歳、お祝いすべきくらいのことです。プライベートでは、申し分のない状態です。一方、事業所にとっては大変に残念なことになります。この蕉夢苑にとっては痛手といっていいでしょう。蕉夢苑が開設する前からいて、苦労を共にし、何から何まで知り尽くしている人がいなくなってしまうのですから。


だけど、こればかりはしかたがないと諦めるしかありません。実は、HM事務長に頼み込んで1年以上、退職を先延ばししてもらったのです。無理を承知のことでしたが、快く引き受けてくれました。なにしろ、次の世代を育てることが重要な仕事の一つであったからです。


そして、とうとうその日がきてしまいました。HM事務長には感謝の気持ちでいっぱいです。あなたがいなければ、この蕉夢苑はなかったというくらいです。苦労をかけたことと思います。退職後も蕉夢苑から助けを求められれば、いつでも出てきますと言ってもらいました。なるだけそうならないようにしたいと思いますが、そのときはよろしくお願いします。


本当にありがとうございました。