今回は、ごく少数の人が担っている介護認定審査会の委員がどのようにして選ばれて、委嘱されるのかについて記事にします。


介護認定審査会委員の方もよく分からないのは、推薦を受ける仕組みがどのようになっているか、誰が推薦しているのかということだと思います。


推薦したのは、それぞれの委員が所属する医療・福祉・保健分野関係機関団体です。介護認定審査会委員が医療・福祉・保健分野からバランスよく選ばれています。


医療分野では、宇城広域連合の場合、2つの医師会、精神科関係、歯科医師会、薬剤師会という団体から計画員数に従って推薦されています。保健分野では、保健師・看護師、理学療法士・作業療法士・栄養士の中から推薦されることになっていますが、現在は全員が保健師で構成されています。福祉分野では、まず、社会福祉協議会、老人介護福祉施設、学識経験者の3つの団体に分類されます。そして、それぞれの団体が推薦することになります。


では、推薦する人には誰がなるのかといえば、宇城広域連合認定審査会運営委員会という組織の運営委員が推薦することになります。運営委員は、上記の各団体から代表者が選出されています。


回りくどい言い方になりましたが、要するに、認定審査会運営委員会の委員が委員になるべき人を推薦し、本人が承諾すれば、広域連合長が認定審査会委員として委嘱する。これが手続きの流れです。