特養ホーム介護部門による口腔ケアは、肺炎予防の取り組みの一部として重点具体策及び実施項目に、次のように定められました。
「週1回、全利用者の口腔ケアチェックを曜日毎(各フロア)チェック票に記入する」
「月1回、歯科医師、歯科衛生士による助言を受け、文書に基づいて利用者一人ひとりにケアをする」。
第1四半期は、歯科医師との連携がまだうまくとれずにいました。
「口腔チェック、表に記入はできている」、「文書による助言を受けた」と記入されているのみでした。
これが第3四半期になると
・10月~12月文書作成した。
・文書については指導が得られないこともあったが、往診時にケアのポイントを歯科医師、歯科衛生士から指導を請うている。
・毎週1回のチェックはできている。看護への報告もできている。
・口腔ケアボランティアで状態がきれいな方が多いとの評価を受けた。4,5名、食渣のある方に対する指導を受けた。
・経管栄養の方のケアが不充分だったため、居室チェック表を利用して実施している。
このように変わってきました。なかなか完全にできるまでには至りませんが、歯科医師、歯科衛生士からは「よくできている。きれいだ。」といつも励まされて続けています。