福辺流介護術について紹介したいと思います。福辺節子さんはPT(理学療法士)です。ブリコラージュに「もう一歩踏み出す介護へ」というタイトルで連載されています。これは1年間続いたそうです。これまで、管理人が熱心な読者というわけではありませんでした。しかし、腰痛予防などの目的を果たすために、利用者にも介護者にも負担の少ない介護術を習得しなければならないと考えています。これから福辺流介護術を勉強してみたいと考えています。ブリコラージュ4月号に福辺流介護術の基本的な考え方について記事が掲載されていますので、紹介します。


蕉夢苑 ブログ-若葉の頃2


1. 福辺流はすべての人に使える。

 一番の特徴は、介助される人に動いてもらうことです。マヒがある人でも、寝たきりの人でも自分でできることがあります。


2.力は要ります。

 介助される人に動いてもらう介助をすると、力は要りません。でも、力は要りますよ。力が要らないということは必要以上の力が要らないということで、必要最低限の力は要ります。この必要最低限というところがいちばん少ない力で、安全に介助されている人にも安心して自分の能力を発揮してもらえる力なのです。


3.すべての職種の介助は同じはず。

 介護職・看護職・PT/OT/STなど、同じ1人の人を介助するのに職種によってその介助が変わることなない。


4.当たり前の基本の介護技術。福辺流介護術は特別な介助の技術ではありません。当たり前の基本の技術と考え方です。


蕉夢苑からも5月に介護職員が福岡市で開かれる福辺流「力のいらない介護」セミナーへ出かけます。