1.事故防止、再発防止の体制作り

危険を予知することを目標に、①ヒヤリハット報告書の提出 ②再発防止策の作成を行いました。具体策として、より多くのヒヤリハット報告書を提出するため、目標の数値(一人あたり、上半期5件/月、下半期8件/月)の設定、また報告しやすいよう報告システムも見直しました(パソコンを使用し簡略化)。また具体的な再発防止策が作成できるよう、現場スタッフで構成するヒヤリハット検討委員会を毎週月曜日に開催し検討、その内容を毎月開催される事故ヒヤリハット委員会に報告しました。提出件数は目標に及びませんでしたがこれまで以上のヒヤリハット報告書が提出されました。(687件、一人あたり2件/月)


2.安定した稼働率

安定した稼働率という事で数値目標を上半期98%、下半期96%と数値目標を上げました。空床が出た場合すぐに次の入所者が決定できるよう、入所待機者の正確な状態把握に努めました。具体的な取り組みとしては、①入所申込書のフローチャートや記入例を作成、居宅事業所への配布 ②入所判定委員会の実施(月1回) ③全入所申込者の現況調査 ④待機順位上位の申込者の訪問調査(月2件) を行いました。短期間で次期入所者決定ができました。稼働率は上半期97.5%、下半期97.9%でした。


3.看取り介護の充実

看取り介護の充実を図るため、看取り介護マニュアルを再点検しました。具体的には利用者、その家族が記入する同意書の意向確認欄をチェック式に変更し、より記入しやすくしました。20年度の看取り介護の件数は5件(うち看取り介護加算算定件数4件)でした。