火曜日午後から管理人福祉事業経営セミナーに出かけたと書きました。その翌日の水曜日午後からは熊本県老人福祉施設協議会総会があり、また出かけました。今回は、蕉夢苑としても対応を決めなければならないという差し迫った事情を抱えてのことでした。


介護保険事業所にとっては、今年度介護報酬改定への対応、そして、10月に予定されているのが(現在、国会で補正予算審議中)、介護職員処遇改善交付金について情報を得る必要がありました。いずれも介護従事者の処遇改善に係る内容を中心にしています。介護従事者に対する世論の理解と後押しを受けながら、もう一つ、緊急経済対策としての側面を持つものでもあります。
蕉夢苑 ブログ-飴食い競走
知り合いの方々に施設としての対応を聞いてみたところ、既に4月から介護報酬改定への対応を実施しているところ、まだ決めていないが5月理事会を経て6月から実施するというところ、そして、10月に介護職員処遇改善交付金とあわせて考慮するという施設に分かれました。


蕉夢苑は、6月から実施したいと考えています。介護従事者に対する世論の後押しは、大変ありがたいことだと思います。フーテンの寅さんではありませんが、日々奮闘努力を積み重ねてきた介護従事者にとって明るいニュースであることは間違いありません。経営状況の厳しい(赤字の)施設にとっては苦渋の決断を迫られる面もありますが、制度趣旨にしたがって正しい決断をしたいと考えています。