では何故、2009ライフカードレディスゴルフ管理人の優勝予想が申ジエなのか、その理由は?


昨日のプレーを振り返ってみますと、2日目17番パー4、申ジエのティーショットは大きい木の手前の左側ラフにつかまりました。残り145ヤード。グリーンのピンの位置は大きい木の真っ直ぐライン上です。9番アイアンでボールを高く上げて、グリーン手前にボールを運ぶか、8番アイアンで木の右サイドからドローをかけてグリーンを狙うか。しかし、実際はいずれもブ、ブー。正解は木の下を8番アイアンを手にし、低い弾道で打って、グリーン手前までボールを運ぶでした。


これが最もミスが出にくいのです。結果は、なんなくパーで切り抜けました。スゴイです、申ジエは。スコアメイクのために、全く無理をしていないのです。これは強くて、強くてどうしようもなく強かったときの不動裕理と同じです。


申ジエ18番パー5のティーショットは、右バンカー左側を軽いドローで打ち、教科書通りのショットでした。2打目は右バンカーと左池の間をキャリーでグリーンに運びましたが、惜しくも少しだけグリーンからこぼれました。ここは安全に行こうと思えばパターで寄せる、でしたが、申ジエはチップイン・イーグルを狙いました。惜しくもカップ・インできませんでしたが、なんなくイージー・バーディー。


申ジエの場合、17番、18番といずれも、頭に「なんなく」という言葉がつくのです。これが、申ジエ優勝予想の理由です。もちろん、何が起きるか分からないのがゴルフ。しかし、どういう結果になるかは誰にもわかりません。さぁ、最終日が始まります、そのプロセスを大いに楽しみましょう。ホントは最終日を不動裕理が7アンダーで回って、トータル6アンダーで逆転優勝にならないかな、と期待しています。