歌は世に連れ、世は歌に連れ」とはよく言ったもので、この歌を聞けば、この時代を思い出し、その時代には、その歌があったと、時代の回顧と歌は切っても切れない関係ですね。


その時代によって流行りの歌は違うのですが、今の高齢者の方々がカラオケで歌われるのは演歌が殆どだと思います。仕事がら、高齢者の方に合わせてカラオケを歌う時は聞き覚えのありそうな演歌を歌うようにしてますが、これから団塊の世代高齢者の仲間入りする場合などは、カラオケの主流は、やはりGSになるのかなと考えたりします。ビートルズを口ずさむ高齢者の方も当然の如くいらっしゃると思います。


私が今30代半ばなのですが、小さい頃から、マッチトシちゃん郷ひろみに憧れてきて今だに車中のBGMは、この3人が主流ですからね。60を過ぎてもカラオケで歌ってそうな気がします。蕉夢苑ブログWriterSI相談員も同世代なので、聖子ちゃんの曲などの話題は尽きません。
電車

同じ歌でも、その歌を何処で、どんな感情で聞いたかで、その歌に対しての思いも違ってきますよね。竹内まりやの「」という歌があります。せつない曲ですが、聞き終わった後には、せつない中に清々しさを感じます。大学時代に男女の立場の違いはあるのですが、上熊本駅で、歌詞のような場面を経験しました。歌詞のような行動をとり、車輌に飛び乗りました。「」という歌はそれ以前に聞いていたのですが、それからは、上熊本駅を通ると、その日の思い出とともに頭の中を、いや心の中を「」が流れます。


そして何年経とうと、その歌を聞くたびに、思い出と、その時の感情が甦ってきます。歌の持つ力って偉大ですね。