平成19年11月20日(火)・21日(水)・12月5日(水)に熊本県庁にて平成19年度熊本県介護支援専門員実務従事者基礎研修会がありましたが、蕉夢苑から3人のケアマネさんが出席しました。そのうちの1人ケアマネジャーMN(47歳♀)の復命書から研修会の内容をご紹介します。
いつも外
復命書より

3日間の研修内容はICFを取り入れたケアプランの作成のための知識や技術の習得でした。事例を使ってICFに沿った考え方によるアセスメントを行い、ケアプランを作成していきました。総合的課題を導き出すための思考過程の学習を進めていくなかで今までの自分のアセスメントが十分でなかったことを実感しました。アセスメントが一番大切であるとは思っていたのですが、研修でのアセスメントシートを使い考えていくうちに色々な視点から考えていくことの重要性を認識すると共に、よりはっきりとしたニーズが導き出されることが理解できたと思います。
居宅の部屋

アセスメント・ケアプラン作成・モニタリングまでを通して行なうことによって、次のニーズが見えてくると共により正確にその人を把握することができることを実感しました。これからは実践していこうと思います。
自動車

3日目は自分の作成したケアプランを評価し、この研修で行なった思考過程によりアセスメントをやり直してケアプランを作成し直していきました。最近、自分でケアプランを作成するとき利用者の個性が出ていないように思えたのはやはりアセスメント不足からきているのではないかと思われました。アセスメントにしてもモニタリングにしても漠然と行なうのではなく、視点をはっきりと持ち、色々な視点から考えていくことが、難しいことではあるが必要であり、身に付けていかなければならないことだと感じています。
外へ出かける

PS

素晴らしい研修になったようですね。

MNの本来の所属は蕉夢苑デイサービスセンターですが、昨年ケアマネ試験に合格し4月から蕉夢苑居宅介護支援センター所属のケアマネジャーを兼務しています。蕉夢苑ではできる限りケアマネージャーの兼務ができるように配慮しています。また資格を有する職員であって、介護支援専門員の職務に従事する者に対しては手当てとして定額10,000円を支給すると給与規程に定められています。蕉夢苑のみんなが介護支援専門員の試験にチャレンジしようというモチベーションを持ってもらうために…。