事の発端はガザを実効支配するハマスからのイスラエル国内に向けた大量のロケット砲です。アイアンドームによるミサイル防衛システムを遥かに上回る同時攻撃によって、イスラエル領内に多数のミサイルが着弾しました(一説には5000弾超)。


また、イスラエルとガザを仕切る防護壁も一部は金網フェンスで作られているエリアもあるため、ブルドーザーなど工事用重機を用いて、防護壁を突破、組織的計画的な侵攻をイスラエルに向けて開始しました。


また、近隣で行われた音楽フェスに侵攻する様子、パラシュートで空から侵攻部隊を侵入させる様子などが、ネットには出回っています。近隣を海に囲まれた日本では想像しがたいですが、離島防衛を考えれば、こうした突然の侵攻を決して対岸の火事ではありません。


平和を享受している日本人には、なかなか身近に感じられない「戦争」ですが、永遠に続く平和はありません。また、現代日本も経済戦争・政治侵略は水面下で着々と進められています。

ロシア・ウクライナ紛争も含めて、こうした世界情勢に対して、明日は我が身と、思って捉えていきたいものです。