昨日の記事の続きです。

若くして亡くなられた田中好子さんですが、調べると弟さんも

10代で闘病生活だったそうで芸能界復帰の後押しも弟さんの

強い要望があってのこと、だったんですね。

ご本人は復帰会見では仰らなかったのですが萩本欽一さんの

口から実は弟さんの為に芸能界に復帰したんだ、という事が

語られて改めて常に自分以外の他人のために動く人だった

事が判ります。

(有名な最後の肉声も震災の被災者の事を慮るコメントでした)

 

キャンディーズの歌う動画をYoutubeで改めて見返すとこの

3人全員が揃って歌う姿を見ることがもう決してかなわない事を

考えると改めて田中好子さんの死去に涙を禁じ得なくなります。

 

キャンディーズの藤村美樹さんは今は敬虔なクリスチャンとして

芸能界からは身を引いておられますが、もう一人の伊藤蘭さんは

ここ数年歌手活動を始められてYoutubeにもライブで歌う姿を

動画で拝見することができます。

元メンバーで現在進行形で最新のニュースを見る事が出来る唯一の

メンバーという事でYahoo!ニュースなんかをチェックしてますが、

ニュース記事の中で、

 

「ミキさん(藤村美樹さん)、スーさん(故田中好子さん)の存在を感じながら、

 キャンディーズの歌を共有できる喜び。『ひとりじゃない』ことを確認できる

 最高の瞬間です」

 

というご本人のコメントに3人の間にしかない絆を感じられてジーンと

しました。

キャンディーズ時代はその仕事の辛さから早くアイドルを辞めたいと

考えて解散宣言もされたでしょうが、やはりご本人たちにとっては

かけがえのない財産であった事は間違いないんでしょうね。

 

時代が変わってもキャンディーズの歌が後世の人々に聴き継がれる限り

たとえ歌い手の存在は消えても聴く人の心には生き続けるものだと

思います。

そしてキャンディーズの歌にはそれだけの求心力と資格があるのだと

信じたいです。