日米通算201勝を挙げた
元大リーガーの野茂英雄投手(39)が
17日、自身の公式ホームページ現役引退することを表明。
野茂は今季、ロイヤルズとマイナー契約を結び、
開幕直後に3年ぶりとなる米大リーグ昇格。
しかし、中継ぎで3試合に登板しただけで、
4月20日に戦力外通告。
現役続行の道を探ったが、獲得に乗り出す球団はなかった。
野茂は大阪・成城工高から社会人・新日鉄堺に入社。
88年の第59回都市対抗野球で若獅子賞(新人賞)を獲得したほか、
88年ソウル五輪では、日本代表として銀メダル獲得に貢献。
90年ドラフト1位で近鉄入団。
「トルネード投法」で話題を集め、
新人王や、入団から4年連続で最多勝・最多奪三振のタイトルを獲得。
94年オフに近鉄を任意引退の形で退団し、ドジャースに入団。
村上雅則氏(ジャイアンツ)に次ぐ日本人2人目の大リーガーとなり、
95年シーズンに13勝6敗で新人王を獲得。
96年には日本人投手として初めて、大リーグでノーヒット・ノーランを達成。
01年に2度目を達成し、ナショナル、アメリカンの両リーグで記録した史上4人目の選手でもある。
日本プロ野球での通算成績は78勝46敗1セーブ、米大リーグでは123勝109敗だった。
日本人が現在のようにメジャーリーグに挑戦できるようになたのも
この野茂が開拓してくれたからといっても言い過ぎではないと思う。
次は野茂2世を排輩出するような
良き指導者として戻ってきてくれることを期待しています。
現役生活ご苦労様でした!!