巨人のアレックス・ラミレス(33)が来季から“日本人”になる。
25日に都内で行われた
日本プロ野球組織(NPB)と
労組・日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)との話し合いで
フリーエージェント(FA)権取得年数が国内移籍については8年に短縮されることが決まった。
ラミレスは今オフにもFA権を取得、
同時に来季から外国人枠に縛られない日本人選手扱いとなる。
ジャイアンツ球場で1軍の全体練習に参加したラミレスは生涯巨人を誓った。
予定より1年早く“日本人”になる。
NPBと選手会の話し合いでFA権取得年数が国内移籍については8年に短縮されることが決定し、
来日8年目のラミレスは、
順調にいけば8月19日にもFA権取得の条件を満たすことになった。
移籍当初から
「40歳まで現役を続けたい。できれば巨人で現役を終えたいね」
と語っていて、“生涯巨人”の思いは今も変わらない。
今季は全試合で先発出場し、セ・リーグトップタイの19本塁打をマーク!
通算打点は横浜に在籍したR・ローズに並ぶセ・リーグの外国人トップタイの808。
チームをけん引する最強助っ人がFA権を取得すれば、
西武の郭泰源、オリックスのローズ以来、
3人目のFA権取得による外国人枠(出場選手登録4人以内)からの除外選手となる。