ホークスオーダー ロッテオーダー
1番 川崎 遊 1番 西岡 遊
2番 本多 二 2番 早川 中
3番 多村 中 3番 里崎 DH
4番 松中 DH 4番 オーティズ 二
5番 柴原 右 5番 ズレータ 一
6番 松田 三 6番 サブロー 右
7番レストビッチ一 7番 竹原 左
8番 田上 捕 8番 今江 三
9番 井手正 左 9番 田中 捕
H先発 大隣 M先発 清水直→川崎→伊藤
大隣 9回 124球 被安打3 奪三振12 与四死球1 失点・自責点1
勝ち 大隣 1勝0敗
負け 清水直 0勝1敗
25日のロッテ2回戦で大隣が、
右打者9人を並べたロッテ打線を相手に、散発3安打1失点のプロ初完投勝利。
最速144キロの直球を主体とした攻めの投球で、
球団6人目となる毎回の12奪三振もマーク。
ルーキーイヤーの昨季は期待されながらも故障続きで、わずか2勝。
2年目の今年は最高の滑り出しで、チームは05年以来となる開幕5連勝!!
9回2アウト。
最後は自信の戻った144キロの直球で、オーティズのバットに空を切らせた。
プロ初完投勝利。
「まさか完投できるとは思ってなかった。大学以来ですからね。何か違ったうれしさがあります」。
27個目のアウトを奪った瞬間、左拳を力強く握り、満面の笑み。
初回。144キロの直球で早川から三振を奪うと、大隣の奪三振ショーが開幕。
最速144キロの直球が丁寧にコーナーに制球されることで、120キロ台前半のチェンジアップも生きる。
7回には3番里崎から始まるクリーンアップにも動じず、3者連続三振に仕留めた。
奪った12三振のうち、9個が直球で奪ったもの。
まさに「ウイニングショット」というべき最強の武器と自信を取り戻したことが、プロ初完投へとつなげた。
ピンチを救ったのも、やはり直球だった。逆転してもらった直後の8回。
安打と四球などで1アウト二、三塁と、この日最大のピンチ。
ベテランの代打堀を143キロ直球で空振り三振に仕留めると、続く西岡も142キロの直球で力のない二飛に打ち取った。
後輩ルーキーの活躍も、大隣に刺激を与えていたに違いない。
23日の楽天戦では、新人大場がプロ初登板で、リーグ史上初となる無四球完封勝利。
大場の完封勝利に続き、大隣も完投勝利。
若い投手が活躍しての開幕5連勝!!
ホークスは故障者がでても投手王国は顕在(*^。^*)