テッポウユリについて | 沖縄・伊江島ゆり祭り 公式ブログ

テッポウユリについて



テッポウユリ(鉄砲百合)
Lilium longiflorum
英名 Easter lily

沖縄、奄美諸島に自生しています。学名のロンギフロールム
とは、「長い花」の意味です。和名の鉄砲という物騒な名前は、
この花の形が古式ラッパ銃に似ていることからつけられました。
植え付け期は10月ごろ。開花期は、沖縄で3月から5月、
東京で6月頃です。茎は直立し、草丈は60から80cmぐらい
になります。

日本では江戸時代から栽培されていたようで、
「花壇網目」には琉球百合として紹介されています。

ヨーロッパに導入され、開花したのは1840年頃。
ヨーロッパに紹介されると一躍注目を浴び、イースター
リリーあるいは、チャーチルリリーと呼ばれキリスト教の
行事などに広く使われるようになり、日本から大量の球根が
輸出されました。当初は、山採りの球根が使われましたが、
ほどなく輸出用の球根栽培も行われるようになりました。



引用 NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月ユリ 著者・肥土邦彦