前回の記事に10人の方がいいねをして下さったようで、びっくりしています笑
ありがとうございます

これからも色々書いていきますので、よろしくおねがいします

さて、今回は前回の補足をちょっとだけ
アレルギーについてです
○即時型アレルギーと遅延型アレルギー
前回、特にアレルギー反応が出ないなら食べてはいけないものはないですよ、と書きました
アレルギー反応というと、じんましんだったり、くしゃみや目がかゆくなったり、喘息などを想像するかもしれません
もちろん、それもアレルギー反応です
けれども、何日か経ってから体がだるくなったり、イライラしたり、頭痛や肩こり・口内炎など痛みを感じたり、うつ症状など、一見してアレルギーと判断できないアレルギーもあります
そういった、時間が経ってから出てくるアレルギー反応を
遅延型アレルギー
と言います
一般に、アレルギーと言われるものは、アレルゲン(アレルギー反応の原因になる物質)が体に入ってすぐ反応するものを指します
花粉症などですね
そういった、すぐにアレルギー反応が出るものは
即時型アレルギー
と呼ばれています
通常、医療機関で行われる食物アレルギー検査も殆どが即時型アレルギーのものです
即時性アレルギー検査は、血液中の
IgE
という抗体を調べます
IgE抗体とは、B細胞という免疫細胞が作る免疫グロブリンという抗体の1つで
体に入ってきた物質が有害なものだと判断されると、また入ってきた時に即座に対応できるように作られるものです

体に病原菌が入ってきた時、抗体を作るのには結構時間がかかります
例えば、インフルエンザなどは10月頃からワクチン接種が始まりますが、あれは抗体ができるのに約1カ月ほどかかるからです(ですので、1月や2月頃にワクチン接種をしてもあまり意味はないです
)
入ってくる度に抗体を作り直していたら、その間に体はどんどん病原菌に侵されていきます
ですので、1度入ってきた病原菌の抗体をインプットして、また同じ病原菌が入ってきた時に即座に対応できるよう備えているのです
IgEは普段マスト細胞や好塩基球細胞という細胞にくっついています
アレルゲンがIgEにくっつくと、マスト細胞などからはヒスタミンなどの化学物質が出されます
化学物質が起こす作用のうち、副作用となって出てくるのが、くしゃみや喘息のような症状です
普段のアレルギー検査では、このIgEが何に反応するかを調べています
対して、遅延型アレルギーの時に調べるのは、
IgG
という抗体です
IgGもB細胞が作り出す免疫グロブリンの1つで、免疫グロブリンの中で血液中に最も多いものです
IgGは、特定のアレルゲンにくっつくと、そのアレルゲンを無毒化する性質を持ちます
IgGのように、分かりやすくアレルギー症状は出てきませんが、自己の細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患を持つ人などは、IgGが高いことが分かっています
ところで
遅延型アレルギーを調べるときはIgGを調べると書きましたが、
遅延型アレルギーとIgGに直接の関係はありません
遅延型アレルギーがどうして遅延型なのかというと、体に入ってきたアレルゲンに対して即座に対応できないからです
遅延型アレルギーになる物質が入ってきたとき、B細胞や免疫グロブリンは作用しません
代わりにT細胞やマクロファージ、好酸球などという細胞が働きます
この好酸球などが働く時に出すサイトカインという物質が、体に炎症を起こして遅延型アレルギーになります
ではなぜIgGを調べるのかというと、B細胞が免疫グロブリンを作る前に、T細胞がB細胞に免疫グロブリンを作りなさいという指令を出すのです
IgGは1番多い免疫グロブリンですので、IgGに反応する食材が多ければ多いほど、体がそれらの物質を異物であると判断している➡︎腸内環境が乱れて、リーキーガットになっている可能性が高い
と判断できるというわけです
実際、IgGで反応は出るけれども遅延型アレルギー反応は出ないということもよくありますので
遅延型アレルギー検査は、どちらかというと腸内環境がどうなっているかを間接的に調べる方法であると言えます
ですので、検査で反応が出たからと言って、すぐにそれを禁止しないといけないわけではありません
アレルギー反応が出ていない可能性もあるのですから
その食材が、遅延型アレルギーになる食材なのかどうかを知りたい時には、その食材を2週間ほど絶ってみて、体調がどうなるかを確認するのが1番確実です
食材を絶ってみて、体が楽になった、痛みが減った、精神的に落ち着いたなど、何かしら良い状態になるのなら、遅延型アレルギー反応が出ている可能性が高いですので
腸内環境が整うまでは、あまり食べない方が良いでしょう
ちなみに
IgGを調べる遅延型フードアレルギー検査は、一般の医療機関では行なっていませんので
検査したい場合は、ネットで自分で申し込むか、行なっている医療機関を探して検査してもらうかのどちらかしかありません
現状では遅延型フードアレルギー検査は健康保険がききませんので、全額実費となりますが、慢性的な疲労や疾患で悩んでいる方は選択肢に入れてみても良いかもしれませんね
○子どものアレルギーについて
次は子どものアレルギーについてです
このブログを読んでくれている方々は、妊活をしている方が多い(はず)です
将来赤ちゃんが生まれた時に、アレルギーやアトピー持ちにしたくないですよね
赤ちゃんがアレルギーなどになるのは、離乳食を始めるのが早すぎるためと言われています
生後半年ほどになると、離乳食を始められるおうちが多いようですが、半年では早すぎます

その頃の赤ちゃんは、また腸がしっかりと整っていません
食べ物を消化する力も弱いですし
粘膜もまだ未発達です
腸内細菌も整っていません
つまり、生後半年の赤ちゃんの腸は、まだリーキーガット状態なのです
まだ十分発達していない腸に、消化しないといけない食べ物を与えてしまうと
うまく分解出来なくて、栄養素の分子が大きいまま体に吸収されます
そうなると、当然アレルギー反応が出るようになります
赤ちゃんの腸が整ってくるのは、生後1年くらいからと言われています
子どもを元気に育てるためには、1年〜1年半は母乳で育てるのが理想的です
育てるのは、粉ミルクより母乳の方が良いです
粉ミルクは、母乳に比べて赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまいます
働いているお母さんだったり、保育園に通っているとなかなか難しいですが…
赤ちゃんの時が一番子どもの人生に影響を与えますので
少しでも考えて貰えたら良いなと思います

補足は、とりあえずこんなものかなぁ
また何か思いついたら書きますね

次からは、妊娠体質に変わる栄養素の話になります
