今日の大阪は天気が良くてポカポカしてました。
実家の梅も咲いたし、
もうすぐ春だなぁ〜と思っていたら、
患者さんに
「明日はめちゃくちゃ寒くて雨も降るらしい」
という話を聞いて
明日は厚着だなと思っているところです。
皆さまも気をつけてくださいね。
さて、今日のテーマは
「生理と出産はデトックスなのか」
です。
生理と出産はデトックスになる
という話があります。
実際、水俣病やカネミ油症事件の時、
妊娠・出産した女性は被害が少なく
一方で
生まれてきた赤ちゃんは
重度の障がいがあったり
生まれてまもなく亡くなった子が
多かったそうです。
生理はともかくとしても
妊娠・出産がデトックスになるというのは
怖いですよね。
実際のところ、
悲しいことに
妊娠出産はデトックスになります。
でも、
生理はデトックスにはなりません。
なぜなのか？
まず、本格的なデトックスといえば
ファスティングや
キレーションが挙げられます。
これがどうしてデトックスになるかというと
「糖質を食べないことで、
体のエネルギー源が
糖質から脂質になる」
からです。
食べ物を食べないと、
体はエネルギー源として
体についている脂肪を使います。
カネミ油症事件の時のダイオキシンや
水俣病の水銀など
体にとっての有害物質は
脂溶性のものが多くあり
それは体に入ると脂肪に溜まるので
脂肪が使われると、
そこに溜まった有害物質が脂肪から出てきて
結果的に体の外に出やすくなります。
では
妊娠・出産が
なぜデトックスになるのか？
それは、
赤ちゃんのエネルギーはケトン体（脂質）
だからです。
糖質は余ると多くが脂質に
変換され、エネルギー源として
貯蔵されます。
赤ちゃんを育てるためには
安定して大量のエネルギーを供給しなくては
いけませんので、
糖質が赤ちゃんのエネルギーだと
エネルギー源がすぐに切れてしまいます。
なので、
体についている脂肪や
食べた脂質を
エネルギー源として使います。
その時、
脂肪に有害物質が溶けていると
それが脂肪と一緒に胎盤にいき、
赤ちゃんに流れてしまうのです。
生理の場合は、
ただ血液が子宮に集まって
それが流れていっているだけで
脂肪を大量に使ったりしませんので
デトックスにはなりません。
今はさすがに
高濃度の水銀やダイオキシンが
体に入ることはないですが、
子どもの成長に影響を与える環境ホルモンや
重金属などは溜まっています。
なので、
私は
これから妊娠・出産を考えている女性は
先にデトックスしておくことを
強くオススメしています。
これから子どもが欲しいという人は
ぜひ、検討してみてください。
＊好きなものを食べても太らない
＊ファンデーションなしでメイクできる
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