先週、腕の治療で県外に滞在していたときのこと。
1回目は自分で呼んで、2回目は病院から病院へ搬送された。。
1回目、搬送先の病院で吐き続けた私は、翌日はグッタリ。
腕の治療に向かった病院で、私は待合室のソファーで横になっていた。
1年以上通い続けていると、患者さんたちとも顔見知りになる。
「大丈夫かね?」と言って、膝掛けをかけてくれる方、背中をさすってくれる方がいて、それだけでしんどさを忘れてしまう。
そんなとき、小学6年生のみきちゃんが「どうしたの?」と言いながら、私の前に座った。
おしゃべりが大好きなみきちゃん。
本当ならいろいろ話したいんだろうけど、私の様子を見て背中をさすり始めた。
「寂しくないからね。大丈夫よ」と言って、頭をヨシヨシしたり、「ギュッてしてあげようか?」と言って私を抱き締めてくれた。
そして、みきちゃんは私の腕をマッサージしてくれたり、退屈しないように本の読み聞かせまでしてくれる。
途中から泣けてきて、みきちゃんの前で涙が止まらなくなった。
「どうしたの?」と言うみきちゃんに、「嬉しい」しか言えない私。
そしたら、みきちゃんは涙をふいてくれた。
結局、その後また搬送された。
でも、みきちゃんのヨシヨシや抱きしめられたあったかさは、本当に救われた。。
退院してみきちゃんに会いに行くと、「心配した」と言って泣いていた。
今度は私がみきちゃんをギュッ。
ありがとね。
もう大丈夫だよ。