私の母は30年以上も
ダイエットに励んでいる。




母の「ダイエット宣言」がくると
どんなダイエット?
いつまで続く?なんて思ってしまう。




このダイエット、毎回手強い。
なかなか痩せんらしい。。






その痩せない原因が
なぜか
父、妹、私のせいにされてきた。。




食後、おかずが少し残ると
私たちが「もういらな~い」
と言うので、母のお腹に入っていく。





「こうやって食べるけぇ、私が痩せんのんよチュー」と。





食べさせるから
痩せないんだというのが
理由らしい。





このやりとりが何十年続いたか。。
今も続くよどこまでも。




そんな母も本気を出してきた!
(毎回、本気なんだけどね。。)





今までにない
「くびれ」というものが
ちょっとずつ出てきたのである。




(↑母はかわいいものが大好き)



私からもエール!
「お母さん痩せたね!すごい!どんどんきれいになるねぇ!」と。





母の機嫌もよく
「お父さんも、こんなきれいなお母さんをもらって幸せじゃねラブラブ」と、自分で言うくらい。





ある日、父が珍しく相談してきた。





母が「お父さん!私、痩せたろう?」と言ってきたらしい。




父は頑張ってる母を見て
考えて考えて考えて
母にこう言った。








「お~、3ミリ痩せたな!」



父「この言い方どう思うか?」
私「(しばらく沈黙。。)  3ミリって痩せたかわからんね。。。」





嘘がつけない父。
もし嘘がつけるなら
せめて3センチにすればよかったのに。。





父「なんか、言わんといけんと思ったんじゃ」





私「そうか。。痩せたなー!だけでよかったかもねぇ。。」





父「そうか。。」





そろそろ母も
ダイエットに飽きるころ。





せめて3ミリが3センチになるまで
頑張ってくれんだろうか。





父のために。。